ドレイクが初の全米No.1ソング獲得、女性グループが9年ぶりトップ5入り
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5月21日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”にて、ドレイクがリード・アーティストとして初のNo.1を獲得した。ウィズキッドとカイラをフィーチャーした「ワン・ダンス」が先週2位から1位へ浮上したためだ。同曲は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で自己最高週間セールスを打ち出し初登場No.1を獲得したニューアルバム『ヴューズ(Views)』からの1曲だ。
また、今週はザ・チェインスモーカーズとDayaがトップ10入りを果たし、カルヴィン・ハリスとリアーナが9位に初登場している。
ヤング・マネー/キャッシュ・マネー/リパブリック・レコードからリリースされた「ワン・ダンス」は、ドレイクがメイン・アーティストとして初めて“Hot 100”チャートNo.1を獲得した曲となった。フィーチャリング・アーティストとしてはこれまでにリアーナの2曲、「ホワッツ・マイ・ネーム」(2010年)と3週間前に9週にわたり首位を制していた「ワーク」でともに1位を経験している。ドレイクのメイン・アーティストとしてのこれまでの最高位は2位で、2009年のデビュー・ヒット「ベスト・アイ・エヴァー・ハッド」と昨年の「ホットライン・ブリング」の2回だった。ドレイクはインスタグラムで以前、「もし初のNo.1を獲ったら……俺のキャリアでもっともビッグな瞬間になるだろう」と綴っていた。
ドレイクの「ワン・ダンス」が首位になったことで、2週連続1位だったデザイナーの「パンダ」は2位にランクダウンしたものの、米ビルボードの“Hot Rap Songs”チャートでは5週目の1位をマークしている。
一方、ルーカス・グラハムの「セブン・イヤーズ」は3位をキープ。“Radio Songs”チャートでは2週目の1位となり、引き続き全米のラジオで最も聴かれている曲となっている。
マイク・ポズナーの「I Took a Pill in Ibiza」は5位から4位にアップし、“Hot 100”自己最高位をマーク。“Pop Songs”エアプレイ・チャートでは自身初のNo.1となっている。
現在、米ビルボード誌の表紙を飾っているフィフス・ハーモニーは、タイ・ダラー・サインをフィーチャーした「ワーク・フロム・ホーム」で7位から5位へ浮上。同チャート初のトップ5入りを果たした。“ワーク”といえば、ドレイクをフィーチャーしたリアーナの「ワーク」は6位をキープしている。
ちなみにフィフス・ハーモニーのトップ5入りは、女性グループとしては2007年のディクシー・チックスによるカントリー・ヒット「ノット・レディ・トゥ・メイク・ナイス」以来となる。
続く7位は、Dayaをフィーチャーしたザ・チェインスモーカーズの「Don’t Let Me Down」が14位からの浮上。彼らにとって同チャート2度目のトップ10入りをマークした。Dayaにとっては初のトップ10入りとなった。アンドリュー・タガートとアレックス・ポールによる同エレクトロニックDJデュオは、これまでにRozesをフィーチャーした前作「Roses」で自己最高の6位をマーク。ポップ・シンガーのDayaは3月にデビュー曲「Hide Away」で23位にチャートインしていた。
ゼインの初登場1位曲「ピロウトーク」は9位から8位に再浮上。続く9位には、リアーナをフィーチャーしたカルヴィン・ハリスの「This Is What You Came For」が入ってきた。同曲は“Digital Songs”チャートで3位、“Radio Songs”チャートで42位、“Streaming Songs”チャートで46位発進となっている。
ソング・チャート“Hot 100”のトップ10を締めくくるのは、ジャスティン・ビーバーの「ラヴ・ユアセルフ」で先週15位からのトップ10返り咲きとなった。
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