『攻殻機動隊』の素子コスプレで現れた……押井守新作『ガルム・ウォーズ』主人公の劇中写真初公開
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構想15年、製作費20億円、押井守監督・最新作『ガルム・ウォーズ』。5月20日の日本版公開に先駆け、主人公・カラの劇中写真が初公開された。
押井守監督が構想15年をかけて異国の地・カナダで全身全霊を捧げて撮影した『ガルム・ウォーズ』。外国人俳優を起用して撮影に挑み、アニメーションと実写の境界線を越えた新しい映像を作り上げた。そんな本作で主人公のカラ役を演じたのは新人メラニー・サンピエール。実は、書類選考のタイミングで最も可能性が低いとされていたのが彼女だった。
彼女はオーディションに、黒髪のおかっぱでやってきた。押井監督のアニメが大好きで、半ばコスプレのように素子(『攻殻機動隊』シリーズの主人公)になりきってオーディションに臨んできたのだ。もちろん、その小細工が功を奏したわけではなく、実際に目の前でポージングをしてもらい、カメラのレンズを通したときの被写体としての存在感が際立っていたので、最終的にカラ役をオファーすることになったそう。
彼女が演じるどこか不安げで揺らぎのある女戦士・カラ。これまで圧倒的に強い女性像を好んで描いてきた押井監督の作品では異色のキャラクターであるといえる。が、もしカラが超人的に強いキャラクター像だったら成り立たなかったであろうシーンが、映画の終盤に散見されるので、ぜひ注目してほしい。
(C)I.G Films
◎映画『ガルム・ウォーズ』
原作・脚本・監督:押井守
日本語版プロデューサー:鈴木敏夫
音楽:川井憲次
協力:スタジオジブリ
制作:Production I.G
製作:バンダイナムコエンターテインメント Production I.G
配給:東宝映像事業部
5月20日(金)全国ロードショー
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