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ジャマイカBBQ料理「ジャークチキン」を頬張りながら考える、“住み開き”という暮らし方【武蔵小山】

ジャマイカBBQ料理「ジャークチキン」を頬張りながら考える、“住み開き”という暮らし方【武蔵小山】

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週末限定営業の、ゆる〜い営業スタイル

「ジャークチキン」という料理、ご存じだろうか。

聞き慣れない人も多いと思うが、カリブ海の国、ジャマイカの定番料理。スパイスに漬け込んだ鶏肉をバーベキューのように焼いた、肉汁とスパイスが絡みあうジューシーな料理なのだ。

ジャマイカ発祥の音楽「レゲエ」は、ボブ・マーリーなどのスターがいたおかげで日本にも浸透。そこから周辺文化も輸入され、ジャマイカ料理を出すお店が日本にもぼちぼち存在する。

f:id:Meshi2_Writer:20160308013213j:plain見逃してしまいそうになるほど、民家ライクな店構えのワケは…

そのひとつがここ、東京品川区にある「AM-A-LAB(以下、アマラブ)」。お店は、東急目黒線の武蔵小山駅からすぐ。マスコミでもよく紹介されている、駅前の大きな「武蔵小山商店街PALM」から一歩入った路地裏にある。

3階建ての物件の1階にある店舗は、いかにもハンドメイドで仕上げたような手作り感溢れる内装。席数は少ないが、アットホームな感じがどことなく漂う。

そして路面には大きな窓があり、テイクアウトなら窓からそのまま商品が受け渡し可能になっている。さらに特筆すべき点。それは、2階より上には店主たちがルームシェアをして住んでいるということだ。

f:id:Meshi2_Writer:20160308013244j:plain2階、3階部分はお店のスタッフらが住んでいるというのもうなづける外観!

店主のシンケさんは、普段ここに住みながら本業である建築やデザインの仕事に携わり、お店の営業時間は土曜と日曜だけと、ゆる〜い営業スタイル。

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店舗を共同運営しているメンバーは、他に2人。一緒に住んでいる友人と、世田谷から通う友人だ。店内の奥を覗いてみると、洗濯機など生活用品がチラっと見えるのもご愛嬌。都心にありがちなせわしない雰囲気とは無縁の、実にゆったりとした時間が流れている。

f:id:Meshi2_Writer:20160308013354j:plainこの方がシンケさん。お店の前にて

シンケさんが、この物件に友人と住み始めたのは10年前。再開発エリアで安く借りられたからなんだそう。そのうち立地的に何かできるんじゃないかと思い始め、6年前にこの「アマラブ」を始めた。

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チラシやWEBサイト用に撮った写真。右側がシンケさん。(写真:南 阿沙美)

通常、飲食店を始めるとなれば、どこかの店で修行して、費用をコツコツ貯めて、足りない分は借金して……とそれなりの時間や資金が掛かる。

しかし彼らはあくまでマイペース。自分に負荷をかけず、元々得意だった料理を作り、見事開店へと結びつけた。まさにDo It Yourselfな運営方針。やればできる!

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こちらがレギュラーメニュー。ドリンクだけの注文も可!

公私の境界をあえて曖昧にして街と関わる「住み開き」

f:id:Meshi2_Writer:20160308013435j:plain店内から窓越しに見える路地裏の風景。行き交う人とも思わず目が合う距離感だ
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