笑いとまらんよ!落語初めて聴く人に超オススメ!柳家喬太郎 師匠の落語まとめ
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ここ数年、落語に夢中でございます。
落語にハマっていくと「この面白さをもっとたくさんの人に知ってもらいたい」という思いがとても大きくなってくるわけですが、落語の面白さを落語をまだちゃんと聴いたことのない人に伝えるのってなかなか容易なことではありません。
お笑いにも人それぞれ好みだったり苦手だったりな芸人さんがいるように、落語においても自分にしっくりとハマる噺家、ハマらない噺家がいるのだと思います。
そんな中で、落語をちゃんと聞いたことのない人に是非とも聞いて欲しい落語家さんを紹介します。その落語家さんは柳家喬太郎師匠。
柳家喬太郎師匠は柳家さん喬師匠の一番弟子で、キョンキョンというニックネームで呼ばれることも。新作落語、古典落語どちらも巧みに演じますが新作落語は特に人気です。
テレビやネットでお笑いをよく見ている人は特に喬太郎師匠のスタイルはしっくりくると思います。
今回は喬太郎師匠のオススメの噺を幾つかピックアップしてみました。落語は、伝統芸能だからといって構えて見るのではなく、やっぱり軽い気持ちで見るのが一番。
喬太郎ワールドを是非堪能してみてください。
新作落語
夜の慣用句 – 柳家喬太郎
こういう嫌な上司いるいる(笑
喬太郎師匠の人気の新作落語の一つです。何人もの人物を巧みに使い分けるその技はさすがです。オススメの一席!
午後の保健室 – 柳家喬太郎
この新作落語も人気です。NHK新人演芸大賞の落語部門で大賞を受賞した噺です。
喬太郎師匠は本題の前のマクラのうまい落語家として有名なんですが、この動画でも完全にマクラが一つの芸として完成しています。
ほんとのこというと – 柳家喬太郎
この動画のマクラも秀逸ですね。
本題は、息子が家に連れてきた婚約者と家族の微妙な距離感を見事に面白く描いています。このお父さんはなんとなく「夜の慣用句」の上司を思い出させてくれますね。
古典落語
井戸の茶碗 – 柳家喬太郎
古典落語「井戸の茶碗」が柳家喬太郎師匠がやるとこうなる(笑
とにかく歌うわ歌う!
時そば – 柳家喬太郎
古典落語の中でも有名な演目の時そば。喬太郎師匠が時そばを演じる時のマクラ(コロッケ蕎麦)の内容が秀逸なので別名「コロッケそば」とも言われているほど。
本題はまさに"新作落語の古典落語"と化しています!
死神 – 柳家喬太郎
こちらも古典落語の中でも有名な死神。死神は演じる落語家によって下げに色々なパターンがありますが、さて喬太郎師匠の下げはどんなものでしょうか?
文七元結 – 柳家喬太郎
最後は古典落語の文七元結。この演目ではとことん笑いを誘う喬太郎師匠は影を潜め、聴き終わった後は「あぁ、いい話を聞いた」と心がほっこりします。
いかがだったでしょうか?
落語をよく聴く人にとっては定番揃いで物足りないところもあったかもしれませんが、まだ落語をちゃんと聞いたことのない人にとっては「落語、もうちょっと聞いてみようかな…」のきっかけになるような噺をまとめてみました。
みなさんのオススメの演目があったら是非教えてくださいね!
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