【衝撃事実】ミツバチを殺さないで! 理不尽に殺されるミツバチの悲惨な末路
「数千匹のミツバチが木や軒下に固まっていても、殺虫材をかけないでください」と悲しみの声をあげているのは、養蜂家ブロガーのひとり。ニホンミツバチという種の蜂はほとんど人を刺すことがないにもかかわらず、殺虫剤で駆除されてしまうことが多いそうだ。
・瞬時に区別がつきにくい
しかしながら知識がない私たちからすると、スズメバチやクマバチ、ニホンミツバチなど、瞬時に区別がつきにくい。よくわからないので、ミツバチが飛んでいるだけで怖くなってしまうこともある。大きな蜂の巣を見かけたら「駆除しなくては!!」と思ってしまう人は多いはず。以下は、この養蜂家ブロガーのコメントである。
・養蜂家ブロガーのコメント(引用 / 要約)
「ニホンミツバチは、野生のミツバチで、北海道や沖縄、離島を除いたほぼ日本全土に生息しています。ほとんど刺すことがないにも関わらず、「蜂」というだけで怖いもの、恐ろしいものとされてしまい、人目のつく場所に現れてしまった時に、簡単に殺虫剤で駆除されてしまいます」
「駆除の中でも、特に不条理なのが、春の分蜂群(ぶんぽうむれ)です。ニホンミツバチは春に巣分かれをします。1群れが2群れになり、増えた群れが集団で引越をします。木が膨らんでみえるところはすべてニホンミツバチの固まりです。新しい家が見つかるまでしばらくこうやって待機しています。この分蜂群は、滅多に刺すことはありません。ミツバチの固まりの中に手を入れても平気です。しかも、数時間から長くても3日立てば、飛び去っていきます。このような分蜂群ですら、殺虫剤で殺されています」
・どれも攻撃性は低い
ニホンミツバチは「攻撃性が低い」のは確かなようだ。養蜂家ブロガーは「ミツバチの固まりの中に手を入れても平気です」と言っているが、絶対に刺さないわけではないので、一般人の私たちはやめておいたほうがいいだろう。ときおり、子どもが刺されるなどの事例もあるようだ。
・ミツバチだけでも多数の種類
日本には約4000種類ほどの蜂が棲んでおり、セイヨウミツバチ、ニホンミツバチ、オオミツバチ、サバミツバチ、キナバルヤマミツバチ、クロオビミツバチ、ヒマラヤオオミツバチ、コミツバチ、クロコミツバチが日本に生息している。ミツバチだけでも多数の種類があるが、どれも攻撃性は低いとされている。
・蜂の見分け方から学ぼう
上記のことを踏まえると、ニホンミツバチを見かけても、必要以上に警戒して怖がる必要はなさそう。むやみにニホンミツバチたちの命を奪うことがないように、まずは、蜂の見分け方から学んだほうがいいかもしれない。ちなみに、海外にはキラービーと呼ばれる殺人蜂がおり、「この蜂は無害なのか?」と確認している最中に刺されてしまう事例もあるようだ。
https://youtu.be/Ea24iO4qnr4
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