Googleのメディアストリーミング端末『Chromecast 』新型と『Chromecast Audio』が国内でも発売
Googleはメディアストリーミング端末『Chromecast』の新型と、外部スピーカーに接続して使う音楽専用のメディアストリーミング端末『Chromecast Audio』を2月18日から国内でも販売を開始。2月18日に発表会が開催されました。
新『Chromecast』は、国内では2014年5月に発売された『Chromecast』の後継機種で、米国では2015年9月に発売した製品。本体をテレビに接続すると、同じWi-Fiネットワークに接続したAndroid/iOSのスマートフォンやタブレットで再生する動画コンテンツの表示や画面のキャスト、パソコンの『Chrome』ブラウザのキャストが可能。スティック型だった本体が、円盤状の本体にHDMIケーブルが接続された形状に変わり、ケーブルを折り曲げて端子を本体マグネットで吸着可能に。本体カラーはブラックに加えてコーラル、レモネードをラインアップしています。
Wi-Fi接続のパフォーマンスが向上。IEEE802.11acに対応したほか、2.5GHzと5GHzのデュアルバンドに対応。Wi-Fi環境が変化すると最適なアンテナと電波を自動で選択する機能により、バッファリング動作が少なく済むとのこと。
動画コンテンツだけでなく、ゲームアプリの『Chromecast』対応も進んでいます。ゲーム用のAPI提供により、ゲーム画面はテレビに表示し、スマートフォンやタブレットはコントローラーとして別の画面で操作が可能に。発表会では対応アプリとして『Angry Birds Friends』のほか、『ファイナルファンタジー XIII Google Cast Edition』が近日リリース予定として紹介されました。
『Chromecast』は2月18日から取り扱い販売店で販売を開始し、2月19日から『Googleストア』でオンライン販売を開始。価格は4980円(税込み)です。本体カラーによって取扱いが異なり、ブラックはau WALLET Market powered by LUXA、AEON、エディオングループ、Googleストア、ケーズデンキ、GEO、上新電機、ノジマ、PC DEPOT、ビックカメラグループ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、楽天で販売。コーラルはGoogleストア、ビックカメラグループ、ヤマダ電機、楽天のみ。レモネードはGoogleストアのみでの取り扱いになります。
Chromecast : 動画、音楽、ゲームをテレビで楽しもう(YouTube)
https://youtu.be/LdaUBg54xX4
『Chromecast Audio』は、Bluetoothなどワイヤレス再生に対応していない従来型のオーディオ機器に3.5mmミニジャックなどで接続して使うメディアストリーミング端末。同じWi-Fiネットワークに接続したAndroid/iOSのスマートフォンやタブレットの対応アプリで再生する音楽を、ワイヤレスで再生可能にします。本体は『Chromecast』同様に円盤状で、溝を刻んだアナログレコードのようなデザインが特徴です。
対応アプリとして、『Google Play ミュージック』『AWA』『KK BOX』が紹介されました。パソコンの『Chrome』ブラウザ上で再生する音楽のキャストも可能。
家の中の複数のスピーカーに『Chromecast Audio』をつないでいる場合に、スピーカーをグループ化して1つのスマートフォンから一斉にキャストする“マルチルーム機能”も搭載しています。
『Chromecast Audio』も2月18日からビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、楽天で販売を開始し、2月19日から『Googleストア』でオンライン販売を開始します。価格は4980円(税込み)。
Chromecast Audio : 音楽をスピーカーへ簡単にキャストしよう(YouTube)
https://youtu.be/E7WkPMfS7pk
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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