監督「こんな終わり方ですみません」 男子オンリーの『プリティーリズム』 劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』公開初日舞台挨拶レポート

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1月9日、『KING OF PRISM by PrettyRhythm』公開初日舞台挨拶が『新宿バルト9』にて行われた。『KING OF PRISM by PrettyRhythm』は、2013年に放送されていた『プリティーリズム・レインボーライブ』の公式スピンオフ作品。少女たちの友情や成長を描く作品として、女児向けの作品ながらも多くのアニメファンの心を掴んだ。本作ではTVシリーズの約2年後が舞台となっており、これまであまり語られることのなかった男子プリズムショーを描く作品となっている。

舞台挨拶には、一条シン役の寺島惇太さん、香賀美タイガ役の畠中 祐さん、鷹梁ミナト役の五十嵐 雅さん、西園寺レオ役の永塚拓馬さん、涼野ユウ役の内田雄馬さん、菱田正和監督が登壇。キャラクターの魅力や本作の見所などについて語った。

『レインボーライブ』から2年後 成長した彼らと個性的な新キャラクター

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寺島さんは「一条シンは、プリズムショー初心者なのにOver The Rainbowのぶっ飛んだショーを目の当たりにしてプリズムショーの世界にハマっていくキャラクターです。演じていく上では、リアクションも大きかったので体力勝負でした」と語り、監督から全身で感情を表現するように指導されたという。

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畠中さんは「香賀美タイガはストリートダンスに真摯に向き合っています。カヅキ先輩に対して“アイドルになって何チャラチャラしてんだよ!”という信念を抱えてぶつかっていく子です。不器用だけど素直でまっすぐな子だと思います」と語った。

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五十嵐さんは「鷹梁ミナトは平穏な、包み込むような優しさが求められる役柄です。コウジに憧れて、料理が本当に好きな子です」と語り、演じたことがキッカケで五十嵐さん自身も料理に興味を持つようになったそうだ。

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永塚さんは「西園寺レオは弟系を通り越して妹系なぐらい可愛い男の子で、登場シーンから女の子です。シンくんとぶつかるシーンでは“ここはもっと恥じらいがあるから!”と演技にすごくこだわりを求められました」と語り、監督から「レオくんはヒロインだから」と言われたことも明かした。

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内田さんは「涼野ユウは、中二病なキャラクターです。『レインボーライブ』から2年後の成長したユウくんは、お姉ちゃん譲りのツンデレなところがあったり、コウジを心配したり、家族思いで出来た弟だと思います」と語った。さらに内田さんは作中での姉である涼野いとだけでなく、実姉の内田真礼さんが森園わかな役として出演していることもあり、作品に関わっている2人の姉について自慢気にコメントするなど微笑ましい弟っぷりもアピールした。

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作品について菱田監督は「こんな終わり方で本当にすみません。もやもやさせてしまって。何度も足を運んで頂いて、この続きを観たいとアピールして頂ければと思います」とコメントした。

男子レベルはやっぱりすごい! 見所は進化した“プリズムショー”

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作品の見所について聞かれると、内田さんは「しょっぱなのサイクリング。何が起こっているんだろう!? って思いました。『レインボーライブ』から、ショーもレベルアップしているところも見所です」とコメント。永塚さんは「アレクサンダーが好きです。一番守らなきゃいけないお腹で技を受けるのがおもしろかった」とアレクサンダー推しのコメント。

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五十嵐さんは「山田さんのシーンが個人的なんですけど印象に残っています。事務所の先輩である浪川さんと初めて絡むことが出来たのですごく大好きなシーンです」と語り、畠中さんは「みんなの脱ぎっぷりが良く、身体がキレイなところ。あと、ダンスバトルシーンなのに人が死ぬぐらいの盛り上がりがある」と作中の注目箇所をコメントした。寺島さんは「男の子がたくさん出てくる映画なんですが、レオとユキノジョウがいるおかげで男子寮お風呂シーンなのにドキドキしちゃうところ。あとは正体不明のルヰくんが気になります」とそれぞれの思う見所を語った。

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菱田監督からは「個人的には“おしり”だったんですが……。男子プリズムショーを見ていただいて、TVシリーズで何度か出てきた“男子レベル”という言葉の意味がわかったと思います。シンくんの新しい技、プリズムラッシュも登場しています」と作品の監督ならではの視点で魅力を語った。

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また、今作では来場するともらえる投票券を使った『次世代プリズムスタァ総選挙』が開催されている。こちらは“PRISM KING CUP”のシード枠出場権を賭けたファン投票ということで、登壇したキャストからの自身のキャラクターをアピールするPRが行われた。……と思いきや、寺島さんは「1位がレオ、シンが2位がいい」、畠中さんは「アレクサンダー」、五十嵐さんは「ミナト」、永塚さんは「1位ユキノジョウ、2位レオ、3位シン希望」、内田さんは「ルヰ」と、他薦が多めなPRタイムとなった。

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最後に、来場したお客さんへ向けてのコメントが行われ舞台挨拶は終了した。内田さんは「『KING OF PRISM』として次のシリーズがはじまってうれしい。Over The Rainbowやユウがプリズムショーをするのがすごく楽しみ」とコメント。永塚さんは「賑やかな作品だけど、キャラクターがまっすぐ。笑えるけど、心のなかにキレイなものが入ってくる作品」とコメントした。五十嵐さんは「みなさんにひとつでもエールを届けられる役者になっていきたい」と意気込みを語った。

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畠中さんは「みんなも感じていると思うんですが、続き観たいですよね!? そのためにみんなで一緒に盛り上げていければと思います」と期待を込めたコメント。寺島さんは「この作品は、キャスト陣も続きが気になっている作品です。監督の頭の中の構想を、ぜひとも映像で見たいし、声も当てさせてもらいたい。僕たちに続きを観させてください!」と語り、舞台挨拶は終了した。

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劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』情報

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■ストーリー

華々しくデビューを果たしたOver The Rainbow。
ヒロ、コウジ、カヅキは瞬く間に女子のハートを魅了し、一気にプリズム界の頂点に上り詰めた。彼らを目指して、エーデルローズには続々と新入生が入学したが、突如「シュワルツローズ」という対立勢力が現れて、エーデルローズは苦境に立たされる……。そんな時、天才作詞作曲家としてOver The Rainbowを支えてきたコウジにアメリカから映画音楽制作の巨額オファーが舞い込む。4年毎に開催されるプリズムキングカップを翌年に控え、3人の進路は――

エーデルローズ存亡の危機。
残された7人のエーデルローズ生。
シュワルツローズからの刺客。
そして、
突然現れた不思議な少年。

“最も女の子の心をトキめかせたスタァ”だけが得られる
プリズムキングになるのは、誰だ!?

■スタッフ
原作 タカラトミーアーツ/シンソフィア
監督 菱田正和
脚本 青葉 譲
CGディレクター 乙部善弘
キャラクター原案&デザイン 松浦麻衣
プリズムショー演出 京極尚彦
制作 タツノコプロ
配給 エイベックス・ピクチャーズ株式会社
製作 キングオブプリズム製作委員会

■キャスト
神浜コウジ:柿原徹也
速水ヒロ:前野智昭
仁科カヅキ:増田俊樹
一条シン:寺島惇太
太刀花ユキノジョウ:斉藤壮馬
香賀美タイガ:畠中 祐
十王院カケル:八代 拓
鷹梁ミナト:五十嵐雅
西園寺レオ:永塚拓馬
涼野ユウ:内田雄馬
管理人:浪川大輔
如月ルヰ:蒼井翔太
大和アレクサンダー:武内駿輔
法月仁:三木眞一郎 他

『KING OF PRISM by PrettyRhythm』公式サイト
http://kinpri.com/

(c) T-ARTS / syn Sophia / キングオブプリズム製作委員会

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