PM2.5の飛散状況もわかる!?オンライン世界地図が誕生

151213airreport1

大気汚染は、地球環境に悪影響を及ぼすのはもちろん、私たちの健康をも脅かすもの。

世界保健機関(WHO)によると、2012年に大気汚染が原因で亡くなった人は、世界全体で700万人にのぼるという。

・世界の大気汚染の状況を“みえる化”

フランスのスタートアップ企業「Plume Labs」は、2015年9月、世界の大気汚染の状況をリアルタイムで表示する「Plume Air Report(プラム・エアー・レポート)」を開発した。

このオンライン地図では、世界11,000カ所の環境機関で公表されているデータを毎日収集。

大気汚染の少ないことを示す青色から汚染レベルの高い黒色まで、ビジュアルでわかりやすいよう、世界各地を色分けし、大気汚染の状況を可視化している。

151213airreport2

また、人工知能や機械学習を活用した予測モデリングによって、世界200都市を対象に、大気汚染レベルの予報を発表。

「屋外での運動に適しているか?」、「乳児を外に連れ出すのに適しているか?」、「屋外での飲食に適しているか?」など、大気汚染のレベルに照らしたアドバイスを発信し、対象地域で生活する人々の健康維持に寄与している。

・日本の主要都市の大気汚染状況もチェックできる

「Plume Air Report」は、公式ウェブサイトのほか、iOS対応アプリやAndroidアプリとしても、リリース。

東京、横浜、名古屋、大阪、福岡など、日本の主要都市の大気汚染の状況もチェックできるので、日常的に活用してみてはいかがだろう。

Plume Air Report

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. PM2.5の飛散状況もわかる!?オンライン世界地図が誕生
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。