京都タワーで一度限りの“文系夏フェス”『夜ふかし市5 DX』7月30日開催
京都は、京大西部講堂での数々の伝説的ライブやくるりの『京都音楽博覧会』など音楽イベントの多い街ですが、近ごろは個人営業の書店・雑貨店などが主催する“市”系イベントに注目が集まっています。なかでも、全国の文系クラスタにその名を知られつつある『夜ふかし市』が、京都のシンボル・京都タワーにて『夜ふかし市5 DX』を7月30日(土)に開催します。
『夜ふかし市』は、神出鬼没のゲリラ開催ぶりと個性的な店や人が集まる“ユルくて濃ゆい”空気感が人気を集めるイベントです。昨年12月に中古レコード・本の店『100000t』、詩と洋菓子で京都文系女子に不動の人気を誇る『nowhereman』、画家のはまぐちさくらこさん、そして雑貨『DOMA』の4軒で小さくスタート。ほぼ口コミでの宣伝にも関わらず、回を重ねるうちにあれよあれよと出店数と客を増やし、ついには京都のシンボル・京都タワーで約100軒を集める大規模なイベントに発展したというから驚きです。
京都タワーでの『夜ふかし市5 DX』は、書店、CD屋、アクセサリー・服飾、雑貨などを扱うユニークな個人店舗から手相観やマッサージ師まで幅広い出店者をラインナップ。ライブ、パフォーマンス、演劇、ライブペインティング、ワークショップなどのイベントも多数用意されていて、にぎやかな市になりそうな予感。しかも、会場の都合により、京都タワーでの『夜ふかし市』は“最初で最後の一回きり”で、“夜ふかし”という名前にもかかわらず真昼からスタートしちゃうそうです。
『夜ふかし市』の楽しさは、京都市内に点在するお店をいっぺんに見れるうえ、集まることで各店舗の面白さがギュッと凝縮されて何倍にもなるところにあると言います。また、店主たちも、お店にいるときよりもリラックスしてお客さんとのやりとりを楽しみ、各店の常連客同士の会話も弾みやすいです。「友達の友達はみんな友達」というリアルなソーシャルネットワーク的状況がすぐに生まれるところも、実は京都で遊ぶ大きな魅力なんですよね。
というわけで、今年の夏に思いっきり京都を遊びたい人は、ぜひ京都タワーの『夜ふかし市5 DX』へ!
夜ふかし市5 DX イベント概要
http://hrkngn1982.exblog.jp/16199094/
日時:7月30日(土)12:00~19:00
場所:JR京都駅前 京都タワー4F
出店店舗: はんの木(古本、こけし)/Books DANTALION(ZINE)/ウケンムケン(アクセサリー、オブジェ)/バーバラ(手相観)/FUTATSUKUKURI(服、小物)/ウエダ操体院(マッサージ)/SONGBIRD DESIGN STORE.(オリジナル製品)/hellbent lab(Tシャツ)/hellbent lab(Tシャツ)/gallery Main(写真)/森田布包製作所(オリジナル製品)/ART ROCK NO.1(CD)/ありの文庫(古本・CD)/hedgehog(古本、雑貨)/ぺーどろりーの(玉鞄など)/他多数
ライブ・パフォーマンス: 安藤明子(弾き語りLIVE)/マイマイズ(LIVE)/グースー(LIVE)/はまぐちさくらこ×テジ(ONEGAIGOTO)×内田ユッキ/いちかわともこ(ライブペインティング)/イッパイアンテナ(演劇)
ワークショップ: ラガード研究所(名刺作り)/ヤンラボ(うちわ)/池田愛(木版画、ステンシル)
主催: DOMA(雑貨)/はまぐちさくらこ(ライブ絵描き)/Nowhereman(詩と洋菓子)/100000t(中古レコード・本)
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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