マリインスキー・バレエ団東京公演がスタート、ゲルギエフ「これからも世界中を視野に」
来日ツアー中のマリインスキー・バレエ団が、11月27日に都内にて記者会見を行い、芸術総監督・総裁のワレリー・ゲルギエフや舞踏監督のユーリー・ファテーエフ、ダンサーらが出席した。
マリインスキー・バレエ団は、18世紀半ばに創設されたロシアで最も伝統あるバレエ団。1960年に初来日して以来、今年で55年目の来日となる。プログラムは、「白鳥の湖」、「ロミオとジュリエット」という不朽の名作に加え、マリインスキー・バレエが日本で初めて上演する「愛の伝説」、そして日本で全編通して上演されるのが初めてとなる「ジュエルズ」の計4演目だ。
ゲルギエフは「私達のバレエ団は、ロシアだけではなく様々な国のダンサーが揃っている。どこか1つの地域に根差すのではなく、これからも世界中に視野を向けていきたい」と挨拶した。また今回の来日には、日本人ダンサーの石井久美子も参加しており、「愛の伝説」と「白鳥の湖」に出演する。ファテーエフは、「久美子にとっては、非常に嬉しい初めてのマリインスキー・バレエダンサーとしての里帰りとなる」と紹介した。本公演は、12月6日まで本日分を含めて、残り9公演開催される。
◎公演概要【野村presentsマリインスキー・バレエ】
11月27日(金)18:30「愛の伝説」東京文化会館
11月28日(土)13:00「愛の伝説」東京文化会館
11月30日(月)18:30「ロミオとジュリエット」東京文化会館
12月1日(火)18:30「ロミオとジュリエット」東京文化会館
12月2日(水)13:00「ロミオとジュリエット」東京文化会館
12月4日(金)18:30「白鳥の湖」東京文化会館
12月5日(土)12:30「白鳥の湖」東京文化会館
12月5日(土)18:30「白鳥の湖」東京文化会館
12月6日(日)13:00「白鳥の湖」東京文化会館
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