衝撃の事実!『焼肉はせ川』が本気の焼肉屋さんだった件 @『焼肉はせ川』小田急相模原
さり気なく『焼肉はせ川』を面白おかしく伝えている筆者ですが、何気に『焼肉はせ川』が焼肉屋さんである事を忘れていました。
というわけで、今回はガッツリと『焼肉はせ川』の焼肉な部分をお届けしようと思います。
『焼肉はせ川』に来たら国産高級和牛を食べるべし!
初めて『焼肉はせ川』に訪れると、その破格の値段に目が行ってしまい、ついつい”100円焼肉”に手を出してしまいがちですが、それは孔明の罠です。
『焼肉はせ川』で一番お得なメニューは、ズバリ”国産高級和牛シリーズ”であると言っておきましょう。
確かに”一皿1580円”は100円焼肉シリーズに比べると割高に感じますが、実は相当リーズナブルな価格設定になっているのです。
この圧倒的なサシの入った牛肉の山を見て頂きたいですね。これほどの肉を”一皿1580円”で食べられる店は、滅多にないと思います。
それでは、それぞれの部位について軽く説明してみましょう。
『ヒレ』(1580円)
フィレ、ヘレとも呼ばれ牛一頭から3%しか取れない貴重な部位です。脂肪が少ない割には大変柔らかく、味も濃いので人気があります。
とにかく国産高級和牛は「脂が命!」みたいな部分もありますが、あまりサシの入った部位ばかりでは飽きてしまいます。
なので『焼肉はせ川』で宴を催す際には、是非とも『ヒレ』も味わって欲しいですね。
『ザブトン』(1580円)
名称から「お尻の方の肉」と思われがちですが、実はクラシタ(首の後ろ)から肋骨へと続く肩ロースの部分です。
これも一頭から数キロしか取れない希少部位で、その綺麗なサシと上品なコクで人気があります。
『三角バラ』(1580円)
部位としてはバラ肉なのですが、その中でも一番綺麗なサシが入る部位です。
なので、いわゆる”上カルビ”や”特上カルビ”として提供されています。
つまり、焼肉はせ川でカルビを食べようと思ったら、せっかくなのですから『三角バラ』を食べてみて下さい。
まさに究極のカルビと呼べる味わいは焼肉の王道メニューかと存じます。
『リブカブリ』(1280円)
リブキャップとも呼ばれる部位で、リブロースの上側(背中側)の肉になります。
脂が乗りやすく綺麗な霜降りと肉の甘味を味わえる部位です。
『ミスジ』(1280円)
牛の肩、腕肉の上の方の部分で一頭の牛からほんの少ししか取れない希少部位です。
しっかりした赤身に脂がサシているので、カルビよりも肉の旨みが分かりやすい部位かと思います。
筆者はカルビよりも、この『ミスジ』が好きで良く食べています。
『上タン』(980円)
『上タン』と言うと上質なタンを想像しますが、実はタンの根本部分を指します。
無論、こちらの方が厚みがありサシも綺麗なので、肉質的にも”上”である事は変わりありません。
ちなみに『タン』(並タン800円)は牛の舌の先端部分です。ぶっちゃけ味は『上タン』と大差ないので、コスパ重視で『タン』(並)を選択するのも正解かと存じます。
『馬刺し』650円
ここまで脂の乗った国産高級和牛ばかり食べていると、流石にサッパリした肉を食べたくなるモノです。
そんな時はコレ。
この『馬刺し』が一服の清涼剤になります。
ちょいちょい”お高い”馬刺し様が、小田急相模原のラスボス『焼肉はせ川』なら650円でこのボリュームで御座います。
これは酒飲みなら必食のメニューではないでしょうか?
ちなみにこの日は手前側が”馬のヒレ肉”で、一皿で二度楽しめると言う幸せに巡り逢いました。
『焼肉はせ川』は七輪で焼く本格派である!
言うまでもなく、肉を最高に美味しく焼こうと思ったら「炭火こそ至高!」かと存じます。
当然、この『焼肉はせ川』は七輪で焼肉を愉しむスタイルになっております。
若干、炭火は温度が高いので、脂の乗った国産高級和牛を焼くと火が上がりやすいのですが、そこは腕でカバーして下さい。
ちなみに、もしも火が上がったら氷を乗せるとかよりも、網の端っこを持って火が収まるまで七輪の上に上げておくのが正解です。
また、網の全面に肉を並べるのはNGです。
七輪は場所によって温度が違うので、あまり温度が高い部分に肉を乗せると焦げるか燃えるかで、まともに肉を焼く事が出来ません。
七輪に手をかざして、炭の温度分布を確かめてから、少量ずつ肉を焼きましょう。
『イチゴサンド』(500円)
そして、肉を食べまくったら『イチゴサンド』でサッパリしましょう。
何気に激甘なビジュアルですが、意外と生クリームの甘さも控えめで、イチゴの甘酸っぱさがイイ感じに焼肉の脂を切ってくれます。
「サイドのラーメンや御飯モノを食べるには、ちょっとお腹が一杯かな?」
と思ったら、是非ともこちらの『イチゴサンド』でフィニッシュを迎えて下さい。
『焼肉はせ川』 総評
やたらと激安とかデカ盛りとかをアピールしている筆者ですが、この肉の山脈こそが『焼肉はせ川』のバックボーンだと思っています。
揺るぎない”焼肉屋としての自信”があって初めて、サイドメニューのカレーやラーメンなどにも凝る余裕が生まれるのです。
この美味しい肉を食べてしまうと、もう普通の焼肉店の焼肉には戻れない諸刃の剣ですが、人生経験として一度は味わうべきメニューかと存じます。
それでは、是非みなさんも『焼肉はせ川』に訪れて、極上の国産高級和牛を味わってみて下さい。
ちなみに『焼肉はせ川』は完全予約制ですので、必ず電話で予約してから訪れる事を忘れないようにしましょう。
『焼肉はせ川』(完全予約制)
住所:神奈川県相模原市南区相模台4-11-6
営業時間 17:00~22:00
定休日:水曜日
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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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