フランス・パリで複数の銃撃・爆発発生 『Twitter』では情報戦も?

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フランス・パリで、現地時間2015年11月13日の夜、複数箇所で銃撃・爆発が発生。コンサートホール・バタクラン劇場ではイーグルス・オブ・デスメタルのライブ中に事件が起こったほか、少なくとも6ヶ所で銃撃が起き、フランスvsドイツの代表戦が行われていた“スタッド・ド・フランス”でも爆発があり、フランス当局によると少なくとも150人以上が死亡したとしています。

バタクラン劇場では、警察特殊部隊の突入により人質を取った襲撃者2人が殺害されたといいますが、少なくとも112人が死亡する惨劇になりました。ライブをしていたイーグルスは『Facebook』でメンバーとスタッフの安全確保を試みているといい、「事件に遭遇した全ての人達にお悔やみ申し上げる」とコメントしています。

We are still currently trying to determine the safety and whereabouts of all our band and crew. Our thoughts are with all of the people involved in this tragic situation.

Posted by Eagles Of Death Metal on 2015年11月13日

今回の事件では、襲撃者の一人が「アラー・アクバル」(神は偉大なり)と叫んでいたという証言もあり、イスラム過激派の関与が疑われています。
日本時間11時30分現在、『Twitter』のトレンドには「フランス」「#PrayForParis」「パリのテロ」「同時多発テロ」といった言葉が上位に。一方でアラビア語の「‫#باريس_تشتعل‬」(パリは燃えているか)というハッシュタグはイスラム過激派の支援者が情報拡散用に使っている模様で、合わせて英語の「#ParisAttack」というハッシュタグを用いているツイートも見られます。今後、ネットでの情報戦も苛烈になり、事態がさらに混沌とする可能性に注意したいところです。

※画像は『Twitter』より

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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