ドコモがポイントサービス『dポイント』発表会を開催 カード提示や決済で最大11%得になるサービス内容を公開
NTTドコモは11月11日、12月1日に開始するポイントサービス『dポイント』の発表会を開催。既に発表されているローソンとの提携に加えてマクドナルドや日本航空(JAL)との提携が発表されたほか、ポイント還元や割引の内容が説明されました。
『dポイント』は、従来の『ドコモポイント』が名称を変え、同時に『dポイントカード』とポイントカードにクレジットカード機能を加えた『dカード』を提供、カード提示や決済でポイントを付与したり割引が適用されるサービス。5月の夏モデル発表会で発表されました。
参考記事:
生体認証スマホやAndroid搭載ガラケーなど夏モデル10機種とPonta連携の『dポイント』を発表 ドコモ2015夏発表会レポート
https://getnews.jp/archives/954810
『dポイントカード』は12月1日から全国のドコモショップやパートナー企業の店舗で無料で配布され、ウェブか電話から利用登録することで使用可能になります。ウェブ登録の場合、ドコモユーザーはネットワーク暗証番号を入力。ドコモ以外のユーザーは“docomo ID”から名称が変わる“dアカウント”のIDとパスワードを入力して利用登録します。『dポイントカード』では、買い物の際にカードを提示すると、通常は購入額の1%のポイントが付与される仕組み。
『dカード』は、『dポイントカード』にクレジット機能と決済サービス『iD』の機能を持たせるクレジットカードで、11月20日から入会の受け付けを開始。『dポイントカード』に『iD』の機能のみを加えた『dカード mini』もラインアップしています。『dカード』で決済すると、カード提示で付与される1%のポイントに加えて、購入額100円につき1ポイント(1%相当)がさらに付与されます。『dカード mini』では、購入額200円につき1ポイント(0.5%相当)を付与。つまり、『dカード』で決済するとカード提示分と合わせて2%、『dカード mini』で決済するとカード提示分と合わせて1.5%の得になる仕組みになります。
『dカード GOLD』の会員は、さらにポイントの付与率がアップするケースも。毎月のドコモの携帯電話料金や『ドコモ光』の支払い、ドコモが提供する『dTV』『dマガジン』などのサービスの月額料金の支払いでは、1000円につき100ポイント、10%相当のポイントが付与されます。
なお、ポイント付与率は、キャンペーンや通常より多くポイントを付与する“dカード特約店”の条件により異なります。
たとえばローソンで買い物をした場合、カードの提示ではポイント1%を付与、『dカード』での決済で3%の割引が適用されるほか、1%のポイントを付与するため、『dカード』利用なら5%相当の得に。2016年3月31日までは、キャンペーンにより『iD』決済で2%のポイントを付与するため、6%相当の得になります。また、『dポイント』は『Ponta』との交換が可能。
マクドナルドでは、カードの提示でポイント1%を付与、全国3000店舗で『iD』決済により3%の割引と1%のポイントを付与するため、通常時は『dカード』利用で5%相当の得に。2016年3月31日までは『iD』決済のポイントが2%、都内100店舗で年内にカード提示で3%のポイントを付与するキャンペーンを実施するため、最大8%の得になるとのこと。500円のセットを購入した場合、15円の割引と25ポイントの付与が適用されます。
JALでは国内線航空券を購入する際、『dポイントクラブ』のサイトから購入で1%のポイントが付与されるほか、通常時はカード決済で2%のポイントを付与。2016年3月31日まではカード決済で3%のポイントを付与するため、最大4%の得になります。また、『dポイント』はJALのマイルと交換が可能。
ドコモが運営するサービスとして『dポイント』がもらえたり使える例として、12月1日に開始するソーシャルギフトサービス『ギフトコ』が対応するほか、インディーズ音楽のアーティストを支援するサービス『Eggs』でも2016年春ごろに導入するポイントと交換可能にすることが明らかになりました。
開始時には総額1億円分のポイントプレゼントのほか、ローソンで先着30万名に『新 黄金チキン』がもらえる、マクドナルドで『マックフライポテトS』無料券がもらえるなどの各種キャンペーンを予定しているとのこと。利用を検討している人は、利用可能なサービスや加盟店と合わせてチェックしてみましょう。
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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