【ピポトレ】100円×3分で肩コリしない身体をつくる バドミントンラケット編(1)

ピポトレ-バドミントンラケットで肩コリ解消

毎日長時間パソコンの前に座り、肩や腰に不調を抱えるガジェット通信読者のみなさんへ――“100円以下”かつ“ほぼ3分間”で身体をメンテナンスできるほぼ週刊トレーニング連載『ピポトレ』が始まります。つらーい肩コリや腰痛にすばやく効くインスタントかつ本格的なトレーニングですので、仕事の合間やランチタイム、あるいは自宅で寝る前にでもさくっと試してみてください。

『ピポトレ』は、若きトレーニング整体師・ピポサワ博士が開発する「いつでも誰でもすぐに効く」トレーニング。近ごろ京都を中心に、口コミを通じて老若男女の間で話題になっています。記者もまた、友人に教えられて『鴨川ウォーキング大学』に参加。あまりの簡単とその効き目にビックリして、ガジェット通信向けのトレーニングメニューを作ってもらうことになったというわけです。さて、前置きはこのくらいにしてさっそく今回の『ピポトレ』にいってみましょう。

100円ショップのバトミントンラケットで肩コリを治す!

『ピポトレ』では、基本的に100円ショップのアイテムを活用します。今回はバトミントンラケットを使用。長めの棒でも代用可能です。

ピポトレ-バドミントンラケットで肩コリ解消 ピポトレ-バドミントンラケットで肩コリ解消

ラケットのヘッド部分を右手で軽く持ち、脇の下をくぐらせて高くあげたグリップ部分に左手の中指と人差し指をひっかけます。左手の親指は薬指とくっつけておきます。左腕の肘の角度は直角になるようにキープして、上腕部と肩がまっすぐになるように注意しましょう。

ピポトレ-バドミントンラケットで肩コリ解消

そのままの状態で、ラケットの面で二の腕を持ちあげるようにゆっくりと後ろに倒していきます。このとき、左手の指先が後ろに遠くなるようにイメージして、ラケットが下にずれていかないように注意。上腕部の筋肉が伸びてやや痛みを感じるかもしれませんが、「ちょっと痛い」くらいのところで20秒静止。右側の胸と背中の筋肉がゆっくり伸びていくのが感じられると思います。20秒経ったら身体を元に戻して少し休み、もう一度同じ体勢を作って20秒静止。左右それぞれ3回ずつ、同じ動作を繰り返して下さい。

ピポトレ-バドミントンラケットで肩コリ解消

この体勢は、ふだん使われていない肩のインナーマッスル“ローテーターカフ”(Rotatar Cuff/腱板状筋)の4種類の筋肉をすべて効果的に伸ばします。この筋肉に刺激を与えて目ざめさることで肩コリをしにくい身体を作るとともに、腕や肩の痛みで上がらなくなっていた腕が治りやすくなります。

ラケットを手に持ってからほぼ3分間でトレーニングは終了。肩のあたりがスッキリしたのはもちろんのこと、心なしか寝不足の頭もはっきりしたように感じました(※この取材は寝不足の朝に行いました)。目ざめの体操にもいいかもしれません。このトレーニングは、理想としては毎日朝・昼・夜とやるのが良いのですが、一番大切なのは「動きを身体に刷り込んでいく」こと。3日に1回でもいいので、できる範囲で続けていくことが肝心ということです。四十肩や五十肩にも効果がありますので、バドミントンラケットをオフィスに置いて、上司や同僚と一緒にやってみてはいかが? 職場のコミュニケーションにも役立ちそうです。

<注意することまとめ>
・左腕と肘の角度は直角、上腕部と肩はまっすぐにキープ
・ラケットを後ろに倒していくとき、肩と指先が遠くに離すこと
・ラケットが下にずり落ちないようにすること

<今回のトレーニングレシピ>
トレーニング道具:バドミントンラケット
トレーニング費:100円(ラケットを100円ショップで購入)
トレーニング時間:3分間
目ざめる筋肉:ローテーターカフ(腕の付け根から肩甲骨にかけての4種類の筋肉)

ピポサワ博士(宮崎 要輔)プロフィール
トレーニング整体師。「ほめる、しかるではなく“感動”させる」「できる人の“できる感覚”をできない人に翻訳する学びあい」などの教育理論を13年以上かけて熟成し、独自のスポーツ科学理論によってあらゆる年齢層を対象に整体トレーニング指導を行っている。ピポサワ式トレーニングでは、ふだんの日常生活が自然とトレーニングになるオリジナルの運動メニューを約2000種類用意。「いつでもどこでも誰にでも楽しめて効果がある」と京都を中心にファン急増中である。
Facebookページ 『ピポサワ式トレーニング』

モデル協力:にんにん(鴨川ウォーキング大学)
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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