新人社員・高橋名人、16連射でゲーム画面をスキップ

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高橋名人の16連射でゲーム画面をスキップ

 ファミコン名人の高橋名人が司会を務めるゲーム番組『ゲッチャ!』。2011年6月3日放送分は28年間勤めたハドソンを退社後、初の放送となった。同番組を制作するゲッチャ・コミュニケーションズに入社したばかりの名人は番組内で新人扱い。新作ゲームの紹介コーナーでは、キャラクター同士が会話するアドベンチャー・パートを得意の「16連射」でスキップする(飛ばす)よう命じられると、懸命に応じた。

 デジタルコンテンツを制作するゲッチャ・コミュニケーションズに入社して3日目という高橋名人はこの日、同社の社員として初めて「ゲッチャ!」に出演。番組が始まるや否や「(これからは)はじけるぞ!」と雄たけびをあげた。しかし、周りの先輩社員から「焼きそばパンを買ってこい」と新人扱いをされると即座に「2つでよろしいでしょうか」と答え、視聴者の笑いを誘った。

 また新作ゲームの紹介コーナーでは、対戦格闘ゲーム『ファントムブレイカー』(Xbox360)を開発した5bp.の志倉千代丸社長が登場。高橋名人の番組進行を見て「やっぱり新人はダメだなぁ」と評した。さらに名人と共に司会を務める椿姫彩菜さんは、一刻も早く同作の格闘パートをプレイするため、キャラクター同士が会話するアドベンチャー・パートをスキップするよう高橋名人に依頼。名人は「1秒間に16回」といわれる得意の連射でこれに応じた。これを見た志倉社長は「16連射の無駄づかい」と語り、ニコニコ動画にも「早すぎワロタ」「はえーw」「すげぇええええええ」などといったコメントが多数投稿された。

 番組終了後の取材で高橋名人は、「”ゲームメーカーの社員”という壁がなくなった分、活動できる範囲は広くなりました。ただ、広くしすぎないよう自分で決めなければなりません。今回の放送でも、話の内容が変な方向にいかないよう意識したつもりです」と語り、「でもこれからは、そうした壁があったために紹介できなかったゲームをどんどん紹介してきたい」と、新入社員としての放送初回を振り返った。

村井克成、土井大輔)

◇関連サイト
・高橋名人 | TAKAHASHI MEIJIN OFFICIAL SITE – 公式サイト
http://16shot.jp/
・[ニコニコ生放送]高橋名人の16連射から視聴 – 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv51676973?ref=news#25:16

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