【日曜版】ロメスパ界のスーパースターは東京・銀座にあった!【休日は麺】

access_time create folderガジェ通 生活・趣味

大好きなお店があるんです。フラッと寄っていける気楽さ、サッと出てくる料理、どこか懐かしさを感じる味付け。帰り際に「ふぅ……、喰ったなぁ」と呟きたくなるような満足感。あえて俺はここのメニューを『パスタ』ではなく『スパゲッティ』と呼びたい! そんなお店が今回ご紹介させていただく『ジャポネ』さんです。

皆さんは『ロメスパ』というものを御存知でしょうか? もともと立ち食い蕎麦屋や屋台のラーメン屋等を指して『ロメン(路傍の麺屋)』と呼ばれていた事から転じ、“ロメンのスパゲッティ版”として誕生した言葉が『ロメスパ』なんだそうです。しかし正直なところ、『ジャポネ』さんは『ロメン』でもありませんし、上記の説明ではイマイチ良さが伝わりません。そんな訳で個人的には“気取らず庶民的だけれど、グッとパンチが効いていて色んな意味でアジな店”と勝手に解釈している次第です。もちろんこれは勝手な解釈。しかも結局、伝わり難さに大差がないため、申し訳無い気持ちで一杯。つまり、この段落部分は読み飛ばしを推奨します!

場所は東京・JR有楽町駅から徒歩5分ほど。『銀座インズ3』という建物の1階、奥のほうにございます。

『銀座インズ3』の入口からは見えませんので、奥までずずずいと進みましょう。

突き当たったところで右を向くと、カウンターだけのお店の端っこが見えるはず。それが『ジャポネ』さんです。

最も空いているであろう16時過ぎを狙ったにも関わらず、なんとこのにぎわい。実際、店の付近で並ぶはめになったのですが、食べ始めてからも後ろに行列が出来ていました。でもそれが皆『ジャポネ』を愛する人々なんです。ですが殺伐とした様子もなく「刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。」なんてセリフは聞こえてこないのでご安心下さい。わりにのんびりした雰囲気のお店です
さて、今回は海老/肉/シソ/トマト/椎茸/オニオン/ほうれん草を具材に、醤油味でサッパリ頂ける『ジャリコ』を注文しました。他のメニューには、定番かつ昭和の香りが甦る『ナポリタン』や、皆大好きカレーソースの『インディアン』、めんたいこのボリュームがタップリな『めんたいこ』、『ジャリコ』から海老/トマトを抜いた店名にもなっている『ジャポネ』等、色々なメニューがあります。

注文時には量も決められるんです。『レギュラー(並)』や『ジャンボ(大盛)』、更に『ジャンボ』の上を行くのが超大盛りの『横綱』です。今回は『レギュラー』と『横綱』を注文してみました。目測でおよそ倍以上の差。並べてみると、その大きさは名前が表す通り、王者の風格すら感じられます。それでは、いただきまーす!

麺は一度茹で上げたモノを保存しておき、直前に炒めて調理されます。こう書くとなんとなく悪いイメージをもってしまうかもしれませんが、さにあらず。というのも、そのような調理過程を経ているからこそ、その極太麺には、しっかりコシが残り、ダレのないモチモチとした食感の旨さが堪能できるのです。「麺は茹で上げがポイント。アルデンテじゃないと…」なんて語り出す、鼻持ちならない高慢ちきなパスタ野郎でも、その考えを改めること間違いなし。繰り返し言いましょう。これはパスタじゃない、スパゲッティなんだ!

そんな訳でモチモチムグムグと、ビッグでドリーミングなサイズの『横綱』もペロリと頂いちゃいました。ごっつぁんです! なお、途中で味を変えたい場合、テーブルには巨大な粉チーズと、同じく巨大なタバスコ瓶が用意されておりますので活用して下さい。ただし使い過ぎてしまうのは考えもの。特に粉チーズはパサつきが強く感じられてしまうので、粉チーズを愛して止まない方でも自重気味にかけると幸せな味が堪能できるはずです。しかし、今回も美味しい食事をありがとうございました。「ふぅ……、喰ったなぁ!」と幸せ気分で帰るとしましょう。

※ 皆様にご愛顧いただきました大食い3部作ですが、本記事をもって最終回とさせて頂きます。
※ ご拝読いただき、本当に有難うございました!

店舗情報
『ジャポネ』
東京都中央区銀座2丁目2-1 (高速道路北有楽区チャーム) 銀座インズ3 1階
銀座一丁目 / 有楽町 / 銀座 各駅より徒歩5分
平日 10:30 – 19:30
土曜日10:30 – 15:00
日曜日・祝日休み
03-3567-4749
 

■ガジェット通信の美味しい話題はこちらから
まさに最高峰! ハンバーグ食べ放題の店が浅草に!
“マルちゃん”の東洋水産『二度おいしいらーめん』『俺の塩たらこ味』など4種類を新発売
焼肉と寿司、どっちがごちそう? 5000人に聞いた調査結果を発表!
漢達の楽園、唐揚げ食い放題の店が下北沢にあった
【食紀行】第一回・アフリカ料理を食べまくってキタよ

  1. HOME
  2. ガジェ通
  3. 【日曜版】ロメスパ界のスーパースターは東京・銀座にあった!【休日は麺】
access_time create folderガジェ通 生活・趣味

ひげおやじ

インターネットの賑わっているところに大概参加をしながら約20年。 ここ最近はニコニコなどの動画サイトを根城にしつつ、何だかよく分からない生活を送る。 生放送においては過去に、日本全国を生放送をしつつ巡ったり、ヨハネスブルグ、ジンバブエ、カザフスタンなど「そもそも回線は大丈夫なの?」といった場所から生放送を行ったことも。 しかし、一番好きな場所は『自分の部屋』とのたまう、自称「世界で一番忙しいニート」・「世界で一番仕事をしない自宅警備員」。

ウェブサイト: http://com.nicovideo.jp/community/co7201

TwitterID: higeoyaji

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。