東京で買う地方の食材だけで昼女子会! 『高知県産卵かけごはん』と『お茶の葉』
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日ごろお世話になっている女子たちから、「昼女子会するから何か美味しくて簡単なメニューを考えてくださ~い」と依頼された記者。
取材することを条件に、この依頼を引き受けることにした。
しかし、何にするか。
激務で忙しい女子たちに栄養をつけさせて、それでいてうら若き女子たちにも簡単に作れて、なおかつ簡単に手に入る絶品食材となるとなかなか難しい。
そこで、東京に山ほどある地方のアンテナショップを物色してひらめいたのが「卵かけごはん」。
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さっそく女子たちに、「高知県のアンテナショップに行って買ってこーい」と指令を出してお使いに出した記者。
材料は以下の通り。
写真左上から…海洋深層水、高知県産だししょう油、卵かけごはん専用宗田節(カツオ節)、宗田節だししょう油のキット、ゆずたま(卵)
写真左下から…宗田節おかき、土佐の緑茶、土佐の香り米
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さっそく、洗米からスタート。土佐の香り米3合を水道水で5回ほど研ぐ。
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炊飯用の水はちょっとぜい沢だが、この際なので高知の海洋深層水をふんだんに使用。
![IMG_1236_R](https://rensai.jp/wp-content/uploads/2015/10/IMG_1236_R.jpg)
宗田節の入った瓶だけを売っているので、これに高知県産だししょう油をドボドボ。
この商品はだししょう油キットなので、しょう油そのものは別売り。ただし、1年間はしょうゆを継ぎ足してだししょう油が作り続けられる絶品。
本来は2週間ほど漬けておかなければならないが、入れるしょう油もだししょう油なので時短。
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約30分でご飯が炊きあがり、いい香りが漂う。
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炊きあがったご飯を茶わんに盛る。
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待機中の女子が、すかさず卵を割り入れる。
実は失敗を恐れて卵を割る人選でもめたのは内緒の話。
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反対側で待機中の女子が、だししょう油をほんの少し。
これは先にしょう油の出来具合を味見した記者が、相当辛いと判断して少しでよいと指示を出した。
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あとはぐるぐるかき混ぜるだけ。
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良い感じに卵かけごはんができたのだが、豪華女子会バージョンはこれでは終わらない。
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卵かけごはん専用の宗田節をまぶして、ようやく出来上がり。
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しょう油係の女子も自分の分を作り始める。
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宗田節をパラパラ。
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だししょう油を少し。
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卵係の女子は、白身を先に入れて混ぜ、あとで分離した黄身を落とす作戦。
なかなか上品だ。
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うまく割れて分離できたので、一安心か。
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こちらは宗田節を多めにどっさり。
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3人前の高知県産の食材のみで作った「卵かけご飯」の出来上がり。
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「なんか違いますね。甘いというか、お花を食べているような感じというか」
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「全然辛くないなぁ」
と、だししょう油をドボドボ足して食べる女子たち。
どうやら、卵かけごはんに混ぜると辛かっただししょう油がまろやかになり、甘みが増すようだ。
記者も後で試食してみたが、まったく辛くなかった。
例えるならば、スイカに塩をまぶすような、アイスクリームにしょう油を垂らすような、そんな感じで逆に甘みが増すようだった。
また、具らしきものは宗田節しか入っていないのだが、魚の身をほぐしたような具が入っているような錯覚にとらわれた。
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食後は高知県産の緑茶と、宗田節おかきで一息。
ここで驚くべき事実が判明した。
このお茶の葉は食べられるということになっていた。
そこで、出がらしの茶葉にだししょう油をかけてみて食べることにしたようだ。
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結果として、茶葉が一番の絶品のようだった。
「ほうれん草とは違うけど、おひたしみたいで美味しすぎる」
「苦いけどまろやか」
「もう一杯ご飯が欲しい」
記者も試食したが「菜の花のおひたしを柔らかくして、花の苦みをまろやかにしたような」誠に不思議な美味しい食べ物だった。
お茶も当然美味しくいただいたが、結局お茶の葉1枚残らず胃袋に収まり、捨てるものは何もなかった。
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全体の感想を聞いてみた。
「日曜日の朝ご飯に食べたいね」
「あ、それいいね。なんだかホッとする」
「これだけでお腹いっぱいになって、そのままお昼を迎えてブランチにしてしまいそう」
「こんなに簡単な卵かけごはんだけで、幸せな気分。お茶もお茶の葉も、おかきも全部美味しかった」
ちなみに、このおかきは、高知県民が推すお土産ナンバーワンとのことだったが、存在すら知らなかったので、定番と地元お勧めが異なるケースの場合は要チェックでは?
今回の場合、本来は高知に行って高知のものを食べるのが一番いいのであろうが、忙しい現代人が簡単に手に入るもので地方の美味しいものを食べることは可能なので、アンテナショップに出向いて自分だけのオリジナルメニューを探索するのも、旅のきっかけを発見する一つの良い方法なのかもしれない。
※写真はすべて記者撮影
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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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