ハリウッド版『デスノート』のキーパーソン“マシ・オカ”が証言 「日本人をキャスティングしたい」

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海外ドラマブームの火付け役ともなった『HEROES/ヒーローズ』で人気キャラクター“ヒロ”を演じるマシ・オカ。10月20日(火)より最新シリーズ『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』が『Hulu』にて公開されるのにあわせ、ガジェット通信/Variety Japanは来日していた彼にインタビューを実施した。

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そのインタビューの最中、ややトークがそれて自身がプロデューサーを務めるハリウッド版『デスノート』の話題に……。非常に気になる証言が飛び出したので紹介する。

俳優業だけでなく、コンテンツの企画や制作、近年では脚本の執筆なども精力的に手掛けているマシ・オカ。「直近で制作を進めているのがハリウッド版『デスノート』。そこにも何とか日本人をキャスティングしたいと思っています。まだ検討の段階で決まったワケじゃないけど、僕がプロデューサーとして会議に参加していることによってプッシュはできる。(日本人に)立場や発言権がないとそういう交渉もできないじゃないですか。最終的にはその人の実力次第ですけど、日本人にチャンスを与えることはできると思っています」と、自身の仕事を通じて日本の文化や俳優をハリウッドに浸透させたいという意欲を示した。日本が誇るコンテンツ『デスノート』のハリウッド版に、本当に日本人俳優の参加が実現するのか、その手腕に注目だ。

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ストーリーに関して現状で公開できる内容を聞いてみると、「まだ脚本は確定していないし、制作がスタートしたわけではないけど……」と前置きしつつも、「アメリカにデスノートが存在する。死神が存在する。夜神月(ライト)とLも登場します。まぁ、当たり前の事ですよね(笑)」とのこと。先日は若手俳優ナット・ウルフを主役に抜擢か、というニュースが報じられたが、ハリウッド版とはいえ、どうやら完全に原作からかけ離れた作品というわけではなさそうだ。日本のコンテンツに対する愛情や原作への深い理解という点において非常に信用できるマシ・オカが関わっている以上、きっと、ハリウッド版『ドラゴンボール』(『DRAGONBALL EVOLUTION』)のようなことにはならないだろう。

なお、ハリウッド版『デスノート』の監督は『ザ・ゲスト』『V/H/S シンドローム』などのホラー作品を得意とするアダム・ウィンガードが務める予定だ。『デスノート』は日本でも10年ぶりの映画化が発表されたばかり。ドラマシリーズが終わってもなお、『デスノート』熱は世界中で高まっていきそうだ。

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よしだたつき

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PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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