オダサガが誇る洋食屋さんのカツカレーを食す! @『おさ』小田急相模原
とにかくカレーが好きな日本人ですが、一体カレーの何が良いのでしょうか? 筆者的には、やはり
「御飯との相性が抜群である!」
のが一番の理由かと思っています。無論、本場のように”ナン”とか”チャパティ”で頂くカレーも捨てがたいのですが、やはり御飯に合わせられなければ、日本でここまで普及する事は無かったでしょう。
つまり、日本人が好きなのはカレーではなく”カレーライス”だぞって話です。
そんなカレーライスの最高峰と言えば何が来るでしょうか?
これは賛否が分かれる所ですが、ビーフカレーやチキンカレー、ポークカレーなど色々な選択肢があるものの、最終的には
「カツカレーこそ至高!」
になるかと存じます。例えベースがビーフでもチキンでもポークでも、カツを乗せた瞬間全てのカレーが”カツカレー”になるのです。
つまり、牛とか鶏とか豚とかの垣根を越えた、より大きな存在がカツカレーなのです。
そしてカツカレーには”ナン”や”チャパティ”が入る余地はありません。日本人の為に日本人が作った日本人のカレーライス、その究極がカツカレーなのです。
オダサガの桃源郷『おさ』
誰もが追い求める桃源郷、そんな存在がオダサガ(小田急相模原)にあるレストラン『おさ』で御座います。
営業時間は昼の12時~14時まで、しかもほぼ一回転しか客を回さないので『おさ』の料理を食べられるのは、一日当たり20人も居ません。
なので、この『おさ』に訪れる時は、12時ジャストには入店しないと無理ですね。
そんな幻レストランのような『おさ』で食べるカレーは、常連の人達にも人気があり、特に写真の『ハンバーグカリー』は看板メニューのひとつです。
『おさ』の『カツカリー』を食す!
正直、筆者も『おさ』にはチョイチョイ行っているのですが、ここでカツカレーを食べるのは初めてです。
『おさ』のカレー、もとい”カリー”が美味しいのは知っているのですが、どうしても毎回『ハンバーグカリー』を食べてしまう罠で御座います。
しかし!
今回は心を鬼にしてハンバーグを封印し、あえて記事を書く為に『カツカリー』をオーダーしました。
結果、このド迫力の『カツカリー』(900円)が筆者の前に現れました。
まさにカレーライスの最高峰、キング・オブ・ジャパニーズカレーの頂点に相応しいルックスです。
贅沢にヒレ肉を使った本格『カツカリー』
そして『おさ』のカツカレーは”ロースカツ”では無く、ちょいとお高い”ヒレカツ”です。
ここら辺、レストランと言うか洋食屋さんのコダワリが感じられますね。
『おさ』のヒレカツは豚の”ヒレ肉”の旨さを存分に味わえます。
豚肉の中でも味が濃く、柔らかいヒレ肉は脂こそ少ないものの、肉質の良さは別格です。
洋食屋さんのカレーが味わえる『おさ』
そして肝心のカレーはトロミの少ない本格カレーで、どちらかと言えばトマトの酸味が感じられる”欧風カレー”に近いですね。
辛さは比較的抑えめですが、スパイスの刺激と香りは深く、洋食屋さんならではのカレーになっています。
本格的なインドカレーも好きですが、普段から食べるカレーはやはり”洋食屋さんのカレー”が筆者の好みですね。
スープと言うかブイヨンに多くの野菜、スパイスを溶かし混んで作る欧風カレーは、デミグラスソースにも似た濃厚さがありますが、スパイスのおかげで重々しさはありません。
さらに最後に生クリームをまわしかけるのが『おさ』の『カリーライス』の特徴です。
生クリームのコクを加えつつも、辛さをよりマイルドにしてくれる役割があります。
『カツカリー』 総評
写真を見れば一目瞭然ですが、この『おさ』の『カツカリー』はヤヴァイですね。
味も値段もボリュームも”最高ランク”に位置するカレーで、まさに『おさ』の実力を知らしめる一品です。
一週間に一度、自分への御褒美として食べるに値する、美味しい料理で御座います。
一度食べ始めると、最後までスプーンが止まらない衝動…
『おさ』のカレーに魅せられる常連がいるのも、分かった気がします。
それでは、みなさんもオダサガの名店『おさ』で『カツカリー』を食べてみて下さい。きっと満足されると思いますよ。
『おさ』
住所:神奈川県相模原市南区相模台1-2-8
営業時間:12:00~14:30(現在はランチ営業のみ)
定休日:月曜日(不定休あり)
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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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