法的措置や人権侵害を理由とする申立ての可能性を示唆……佐野研二郎氏の報道機関への”申し入れ”にネットが猛反発
使用中止が決定した2020年東京オリンピックのエンブレムをデザインした佐野研二郎氏が、代理人を通じ報道機関に申し入れをしたことが現在大きな話題となっている。
9月6日、『東スポWeb』には下記の記事が掲載された。
佐野氏代理人通じ報道機関に申し入れも会見「ない」
http://t.co/BXsQ8b2C0W #tospo
— 東スポWebニュース (@tospo_news) 2015, 9月 6
佐野氏代理人通じ報道機関に申し入れも会見「ない」
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/443555/[リンク]
「近時の過熱報道について」という文書が送付され、
「万が一、本書簡到達後も適切な取材に基づく客観的な報道が為されず、同様の取材・報道態勢が続くのであれば、名誉棄損等の法的責任を伴うものと判断した段階で、直ちに法的措置を講ずると共に、関係機関等に対して人権侵害を理由とする申立てを行う予定であることを、念のため申し添えさせていただきます」
とあったという。この”申し入れ”が現在ネット上で猛反発を呼んでおり、例の「上級国民」という言葉がまたも飛び交う事態となっている模様。
参考:デザイン界は「上級国民」!? エンブレム撤回会見での「一般国民は理解しない」発言が一部で反発を呼ぶ
https://getnews.jp/archives/1119504[リンク]
STAP細胞疑惑の小保方晴子さんと同じパターンとの声もあるが、佐野氏は「会見の予定はない」としており、会見しただけ小保方さんの方がマシだった、という声も。
報道機関がこの件に関して今後どのような姿勢をとってゆくのかは不透明だが、” 申し入れ”が明らかになったことによりネット上での疑惑追及はますます大きくなってゆくのではないかと思われる次第である。
※画像は『Twitter』より引用
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
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