廃墟になった街に活気を!切ない思いを込めたタイムトラベルアート
廃墟になった教会で結婚式を挙げる2人。
なんだか不思議な光景で、どうしてこんな場所で?と思わずにいれらない。
同じように廃墟になった工場では、今もタイヤの生産が続いている?
この不思議な作品を制作したのは、アーティストのFlora Borsiさん。
写真の人物は50年前、そして背景の場所は現在のものだ。
BorsiさんはPhotoshopを使用して、2つの写真を合成した。
なぜ彼女はそんなことをしたのか?
答えはこの写真の場所、デトロイトにある。
50年前のデトロイトは、自動車産業の中心として活気に満ちた都市だった。
しかし2013年に経済が破綻、人口は最盛期の半分以下にまで減少。
かつて華やかだった建物は買い手もないまま朽ち果てているという。
デトロイトに再び活気を取り戻したい!そんな切なる願いが込められたこの作品。
もっと見てみたいという人は、Behanceのページをチェックしてみて。
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