タトゥースタジオに潜入、神戸元町『JCM INK TATTOO』
TATTOOを入れに神戸元町にある『JCM INK TATTOO』へ行ってきました。
スタジオ内は想像していたより落ち着いた雰囲気です。
怖~い彫師のお兄さんが出てきたらどうしよう〜と不安でしたが
TATTOOがガッツリ入ってること以外はいたって普通の腰の低いフレンドリーなお兄さん。
まずはデザインの相談からスタート。
筆者が希望している場所は両胸の上のど真ん中で
ネットでもなかなかその場所に入れている人が見付からず
参考になるデザインが出てこなかったのでスタジオで相談。
お兄さんが勧める幾何学模様に決定しました。
PCでザックリとデザインを見せてもらい、前日までにどのデザインにするかを決めてメールします。
内金を支払い、施術日の予約をします。
デザインを決めてメールを送ると、折り返し下絵が送られてきます。
気になるところを修正してもらい決定。
いよいよ施術当日です。
下絵を肌に転写して乾くまで5分待ちます。
その間に私は緊張を紛らわす為に、記事用写真の撮影をパシャパシャ。
マシンが消毒されています。
カラフルなインクが沢山並んでいます。
5分経ったのでいよいよ施術スタートです……。
身体の中心線となる箇所は痛いとネットで見かけたのですがナメてた……。
施術してもらいながら記事用の質問をしようと思ってたがそれどころではない……。
特に中心になればなるほど痛みで身体が跳ねそうになります。
うぐぐ…!ネット情報をもう少し信じれば良かった!
筆者が痛みに弱い根性なしなだけなのか、時々呻き声が出ます。
南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!神様、仏様!!!
いや、コイツは地獄の鬼で現世で行いが悪い筆者を懲らしめているのやも!
痛い痛いと筆者が言うとハッハッ!って笑ってるし絶対そうだ……。
そんなしょうもない事を考えながら耐えます。
全体の輪郭を入れていく筋彫りが終わると随分ラクになります。
ボカシの段階になるとお喋りをしながら施術が出来るように。
ひろしさんは現在35歳で彫師を始めたのは19歳から。
独立されたのは4年前でスペインでも活動されてるそうです。
当初、耳の後ろのTATTOOも良いなと思ってたのでどっちが痛いのかをお兄さんに聞いたところ
「いやいや、胸の方が100倍痛いっスよ♪」とのこと……。
食レポのように具体的に痛みを伝えるとすれば、筋彫りは切れ味の悪いカッターでギリギリと切られる感覚。
中心近くは更に深く切られているような感覚です。
ボカシはチクチクしますがまだ我慢の出来る痛みでした。
カウンセリングでは一時間程度かなぁとのことだったのですが
繊細なデザインの為、休憩無しで二時間かかりました。
アフターケアの説明を受け、ワセリンを貰って全て終了です!
仕上がりはこんな感じでキャミソールを着ると見えて、Tシャツだと隠せる位置。
だいたい8cmくらいで25000円でした。
ありがとうございます。
最後にスタジオの奥に居たスタッフのお兄さんにも撮影させて頂きましたが
恥ずかしそうに何度も顔を伏せたり隠されていたのでTATTOOだけアップします
皆さんイケメンでした。
TATTOOを入れる前に知っておきたい注意事項。
温泉、プール、サウナなどに入れない。
生命保険に入れないことがある。
就職に不利になることや、解雇されることもある。
ジムに入会を断られることがある。
TATTOOを消したくなった場合、入れた時の30倍以上の費用がかかる。
レーザー照射法や皮膚切除法などで除去しますが、完全に綺麗になるわけではありません。
MRIに入れない?
現在使用されているインクはタトゥーメーカーの販売している人体に無害な
ものを使用しているのでまず問題ないとのことです。
ただし、何かあったらややこしいので念の為に断る病院もあるようです。
要するに何もないのにやけどをしたとか色が抜けたなどのいちゃもん対策と訴訟対策!
昔は顔料に微量の金属が含まれていた事があり、異常発熱や変色を起こすことがあったようです。
あとは恋人にフラれたり結婚を断られたりすることがあるやも……。
橋本徹市長の大阪市職員に対する「入れ墨調査」に見られるように
まだまだ日本では偏見があるのが現実です。
それを踏まえた上でよく考えてTATTOOを入れてください。
『JCM INK TATTOO』
神戸市中央区北長狭通3丁目7-6 サニーハイツ鯉川8F
12:00~midnight
TEL.078-955-9099
MOBILE.090-8484-4665[SMSでもOK]
MAIL. [email protected]
LINE ID jcminktattoo
HP http://jcm-ink.com
(撮影・取材の確認済み、写真は全て筆者撮影のものです)
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(執筆者: くりはらくり子) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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