時給を引きます、ではなく、みなしお世話時間を引いてもらうお話(1歳からの子連れ出勤)

時給を引きます、ではなく、みなしお世話時間を引いてもらうお話(1歳からの子連れ出勤)

今回はマチコさんのブログ『1歳からの子連れ出勤』からご寄稿いただきました。

時給を引きます、ではなく、みなしお世話時間を引いてもらうお話(1歳からの子連れ出勤)

【関連記事】
「子連れ出勤している人の時給を下げましょう、というお話」 2015年08月05日 『ガジェット通信』
https://getnews.jp/archives/1074323

突然、普段の1000倍のアクセスが来たので、驚いている筆者です。

たくさんの方に私と娘が経験している子連れ出勤を知ってもらって、嬉しく思っています。

とある方から、「はてぶで大炎上してますよ、タイトル変えたほうがいいかもです」とご連絡いただきました。確かに本文と相違ありなのですが^^;、

このブログはあくまで私と娘の『子連れ出勤の記録』でしかなく、普段は二桁程度のアクセスなので、このままにしておこうと思っています。

ごめんなさい、でもお心遣い、嬉しかったです。

そして大炎上と表現されましたが、読む限り私が想像していた炎上というものより、今後を懸念しての意見だと思ったことと、私の“時給を下げるという表現”が正確でなかったこと、さらに、私の雇用形態や仕事内容、これまでの経緯等、を知ってもらうことで解消される意見もあったので、ほぼ、過去記事にもある内容ですが、基本的な就業環境を正確に記しておきます。

時給を下げるということについて

これほど注目されると思っていなかったので“時給を下げる”と表現しましたが、正確には以下のとおりです。

時給はそのままですよ
業務に入っている時間の時給は変わらないという考えかたです。
ただし、勤務時間のうち2割をお世話時間として差し引かせていただくので、お給料計算は今までの時給×(勤務時間×0.8)となります

はい、ほとんど誰も見てないと思って詳細書かずはしょりましたm(_ _)m。

実際は時給を下げるのではなく、労働時間からみなしお世話時間が差し引かれることになります。

※みなしお世話時間について

子供のお世話時間を正確に把握し、その分を差し引けば、というご意見が多かったのですが、実際の現場では“オムツ替え”や“授乳”といった計測しやすいお世話だけでなく、ひざの上でお絵描きしたり、おんぶしながら作業する、といったあいまいな状態の方が頻発しています。私は、これを正確に計測することは難しいので、みなしお世話時間になったと考えています。グズった日や一人で静かに遊べた日により、実態としてのお世話時間には日によって大きく差があるかとは思いますが、実感として2割という数字は妥当だと感じています。

私の雇用形態や仕事内容

アルバイトで軽作業(基本的には立ち仕事)です。

週2日~3日、就業時間は10時~16時というパターンが最も多いです。

経緯と環境

■ 経緯

私が働き始めたキッカケは友人の紹介で、面接を受けた際に

「会社としてもチャレンジなので、どんな環境にするのがベストか、いろいろ一緒に探っていきましょう、先ずは2ヶ月ほど様子を見て、継続するか決めませんか」

というお話をいただき、スタートしました。

このお話の詳細は、このブログの最初の投稿で書いています。

■ 環境

環境と言ってもほんの一部のお話ですが、現在、常時子連れ出勤をしているのは私のほかにもう一人。私と同じ頃から子連れ出勤をはじめて、同じくシフト勤務のアルバイトの方です。

子供の居ない、一緒に働くスタッフさんのインタビューをご紹介します。

子連れ出勤の実態についてもう少し詳しく見てみたい、興味のある方など、見てみていただければと思います。

「子連れ出勤インタビュー #1 一緒にはたらくスタッフの話」 2015年06月22日 『SOW EXPERIENCE』
http://blog.sowxp.co.jp/company/570

最後に

私自身が当初、子連れ出勤することに不安がありイメージができていなかったように、きっと多くの方にとって、職場に子供がいることをイメージしづらいのだと思います。

さらにこの取組は、会社の方も、発展途上の制度で、今後もいろいろな方々の意見や実態を踏まえて、よりよい環境を作ってゆこう、としています。

定期的に行われている「子連れ出勤見学会」もその取組の一つだと思います。

そして今回の、みなしお世話時間のお話も、そういう流れの中の一つなのだと思っています。

執筆: この記事はマチコさんのブログ『1歳からの子連れ出勤』からご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2015年08月04日時点のものです。

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