【動画あり】『48th Sony Aquarium』で美ら海と出会おう!~銀座・ソニービル~
東京都中央区銀座にあるソニービルは7月24日から9月6日まで、沖縄美ら海水族館の監修による「48th Sony Aquarium」を開催するのに先立ち、各種催しと除幕式を報道関係者に公開した。
同ビルには巨大な告知看板が掲げられ、沖縄の美しい海を体験できることを予感させる。
まずは、8階OPUSに設置された巨大画面4Kで収録された等身大のジンベエザメ等の美しい映像と、最近流行のハイレゾ音源で体感できるシアターを見てみよう。
巨大すぎて写真1枚では収まり切れないので、6枚の写真を合成して1枚にしたのだが、大きさがお分かりいただけるだろうか。
実際の大きさは横7.6メートル、縦2.7メートル。
写真ではその3分の1ほどしか撮影ができない。
それでもこの迫力。この3倍の等身大動画が目の前を動き回るのだから、想像を絶するものとなる。
4K収録と一口に言っても、実感がない。少しだけわかりやすく言うと、家庭で見ることのできるフルHD画像の4倍以上の情報量があるということだ。
だからジンベイザメの等身大でも、にじみひとつない鮮明な画像を得ることができる。
またハイレゾ音源とは、一般的なCDやCDのマスター収録に使用されるDATよりも細かく音を符号化して記録しているということ。
実際に人間の耳には聞こえない音も、聞こえないだけで実際に音は存在している。聞こえない音はカットした方が情報量は少なくて済む。
そのような音もカットせずにより細かく全部符号化して、かつ再生できるスピーカーシステムがあれば、聞こえなくても澄んだ広がりのある音場を再現できる。
もうこれは感覚で聞くしかないというレベルだが、実際に聞いてみると違いが分かったような気がするから不思議だ。
これらの写真は動画再生中に撮影したものだが、まるで本物を目の前で撮影したかのような仕上がりになる。
テレビを写真に撮ってもこうはならない。
では、記者が目の前のスクリーンを直接HDムービーでで再収録したものを、さわりだけご覧いただこう。
画面はHDなので、実際の映像はさらに広く、被写体に応じてムービーを動かしているということを認識してご覧いただきたい。
また、音声もハイレゾで再際された音声を収録してもハイレゾにはならないので、この点の迫力も十分に再現できない。
なお、これらの写真や動画は、報道関係者向けに特に許可を得て撮影、収録していて一般公開時には撮影禁止なので、注意されたい。
■48th Sony Aquarium ~Meet Doki Doki 美ら海の世界と出会う夏~
https://youtu.be/Wi2jEBuvpYI
いかがだろうか。
ほんの少しだけでも迫力が伝われば幸いだが、実際に見ていただくとその迫力に圧倒されるだろう。
ジンベイザメの目線から見た水族館の水中映像を見ていると、近寄る魚に思わず体がよける反応を示してしまうほどだ。
期間中の上映時間は10時から19時まで。
この、ジンベエザメ。どれだけ大きいのかというと、1階のエントランスホールに「あごの標本」を展示してあるので、ここに顔を突っ込んで記念撮影すると、ジョーズほどの迫力ではないにせよ楽しい写真が出来上がりそうだ。
同じエントランスホールでも水槽の魚たちが出迎えてくれる。
さてビルの外、ソニースクエアでは14トンの大水槽の前で除幕式の準備が進められていた。
在京キー局のテレビカメラや報道陣が集まり、あたり一帯は何事かと足を止める人の姿も。
いよいよ除幕式の開催である。
MCの合図で列席者が一斉に幕のひもを引く。なにせ水槽が巨大なので、幕も巨大。完全に除幕するのに数秒はかかる。
挨拶に立ったソニー企業株式会社の菅原健一社長は、「1000匹もの生き物を集め、銀座の街にきてくれる人に親しんでもらいたい。館内でもふれあうことができるので、沖縄を体験してもらいたい。」と述べた。
また、美ら海水族館の宮原弘和館長は、「期間中の毎週土日は館員が来てサメの不思議にかかわる出張講座をする予定なので、是非いらしてほしい。」と語った。
歩道からの至近距離の撮影で大人数だったために、全員が入らずパノラマ合成としたが、列席者が多いということはそれだけ多くの企業や団体がかかわって力を入れていることの証であろう。
買い物途中で非常に涼しい同ビルに立ち寄り、沖縄の美しい海や魚たちとふれあって、美ら海疑似体験をするのはいかがだろうか。
※写真と動画はすべて記者撮影
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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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