写真界の芥川賞「木村伊兵衛写真賞」歴代受賞作品が集結! 川崎市民ミュージアムにて展覧会が開催
『木村伊兵衛写真賞 40周年記念展』が、7月18日から川崎市市民ミュージアムで開催される。
日本写真界の芥川賞とも呼ばれている「木村伊兵衛写真賞」は、日本写真界の発展に寄与した第一人者・木村伊兵衛の功績を記念すべく、朝日新聞社によって1975年に創設され、プロ、アマチュアを問わず、毎年時代を切り開く優れた作品を発表した新人写真家に贈られてきた。40年に及ぶこれまでの受賞者には、藤原新也、石内都、畠山直哉、都築響一、ホンマタカシ、蜷川実花、HIROMIX、川内倫子、佐内正史、梅佳代、本城直季、長島有里枝、浅田政志らが名を連ね、2014年度は石川竜一と川島小鳥が受賞している。
40年の歴史を誇るこの賞の受賞作品が集まる貴重な機会となる本展は、これまでの受賞作品を数多く収蔵する川崎市市民ミュージアムを会場に、歴代の受賞作品と、木村伊兵衛の作品が展示される。
なお、8月5日には浅田政志が、8月19日には岩合光昭がトークイベントを行う他、木村伊兵衛写真賞の選考委員、アサヒカメラ編集者、当館学芸員による写真の講評会も開催。デジタルカメラの入門講座や、巨大カメラを作るワークショップなど、様々な関連企画の開催が予定されている。
大人も子どもも一緒に楽しめる展覧会、夏休みのイベントとしても足を運びたい。
木村伊兵衛写真賞 40周年記念展』
2015年7月18日(土)~9月23日(水・祝)
会場:神奈川県 川崎市市民ミュージアム 企画展示室1、アートギャラリー1、2、3
時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜(ただし7月20日、9月21日は開館)、7月21日
料金:一般700円 65歳以上・大学・高校生600円
※中学生以下無料
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