先生!「29円」でステーキが食べたいです! @秋葉原『タケル』
「ノー・モア・ギョウレツ」をモットーに生きて来た筆者ですが、今日ばかりは並ばざるを得ない衝動!
と、言う訳で関西からやって来たステーキ&ハンバーグ屋さん『タケル』(秋葉原店)に行ってみました。
オープニングキャンペーンとして、なんと
「先着50名様まで、どれでも29円」
だそうで御座います。肉好きの筆者としては、この「29円」キャンペーンに乗っかるしかありません。
雨が半端ない件の是非
これまで行列とは無縁の生活を送っていた筆者ですが、この「29円」の為なら並びたいと思い、有給を取ってまで秋葉原へ赴いた次第です。
そして行列と共に「人生の中の有り得ないランキングベスト1」の満員電車を回避する為、久しぶりに小田急線の『ロマンスカー』に乗ってみたりして。
さらに電車を乗り継ぎ「秋葉原」に到着した筆者。
「秋葉原よ! 私は帰って来た!!」
まあ、どんだけ久しぶりですかって勢いの秋葉原ですが、この雨どうにかなりませんかね?
そして、長い行列…
もう、僕には「29円」のチャンスは無いかもしれんね…
大雨の中、並ぶ事3時間…
しかし、すでに自費で『ロマンスカー』にまで乗って来てしまった手前、何もせずに帰る訳には行かない訳でして…
とりあえず並びます。
並びまくります。
オープンが11時なので、10時頃に到着したのですが、微妙に70人目くらいだった筆者。
もしかして『ロマンスカー』などと余裕こいて無ければ、50人以内に滑り込む事が出来たのではなかろうか?
しかし、先着50人に入った猛者たちの足元がズブ濡れなのを見ると、かなり早い時間から並んでいると思われ、その労力を考えると「29円」が高いのか安いのかは微妙ですね。
ちなみに51人目以降の人は
「最大 半額500円」
だそうで御座います。この「最大」の意味がイマイチ分からないのですが?
衝撃の展開に目が点になる
そして、2時間半ほど経ち、それなりに進んだ所でメニューを渡されます。
あれ?
もしかして、この中から選ばないと駄目なんですかね?
ん~…
筆者が食べたかったメニューは駄目なようですね。
『特盛ステーキ丼』(1キログラム)
とか
『1ポンドステーキ』(453グラム)
みたいなドーンとビッグなブラザーを頼みたかったのですが、オープン三日間はイベントなので、レギュラーメニューは食べられないらしいです。
ちょっとココら辺のシステムが分かりにくいと言うか、筆者の勘違いだったのか分かりませんが
「イベント用の決められたメニューが29円」
のようですね。そりゃそうだろって思えなくもないですが、微妙に夢を見た筆者の失望感は計り知れません。
ちなみに51人目以降のお客さんは、写真の通りの価格で御座います。
なので筆者的には「チクショー!!!」と思い、一番高い『チャックアイステーキ』のダブル(1000円)にビール(100円)を付けた次第です。
まあ、選べるメニューは少ないものの、その「お得度」で考えれば文句を言うほどではないし、むしろ本当に「お得じゃん!」って話かと思います。
サラダとスープがセットされている件
そして、並び始めてから丁度3時間くらいで店内へ。
カウンター席のみで、割と広くはない、むしろ適度な狭さでありながらも清潔感のある店内ですね。
まあ、オープンした直後なので綺麗なのは当然かもですが。
しかし、壁にはステーキに使う「タレ」的な何かの説明やらが色々と貼ってあり、照明も明るいので狭い感じはしませんね。
先行してセットされているサラダとスープ。
とりあえず雨に濡れたんで温かいスープは、あったかいんだからぁと思った次第です。
味はちょいと濃い目ですが、美味しいスープですね。
サラダは可もなく不可もなくトマトも無い感じですが、とにかくステーキ用のソースとか種類が豊富なので、それらをチョイスしたり混ぜてみたりすると「神サラダ」になると思います。
ビールが旨い!
普通に『アサヒ スーパードライ』ですが美味しいです。
多分、3時間ほど並んでたので補正が入っていますが、肉が焼ける香りに包まれて飲むビールは最高かと存じます。
アツアツの鉄板で肉がボーボー
ちょっと並び過ぎて疲れや色々なモノが溜まってしまい、ファーストインプレッションが「ボーボー」とか意味不明な感じですが、とりあえず鉄板熱いです。
激アツです。
ちょっと「紙エプロン」を拒否した過去が悔やまれる案件ですね。そのくらい肉汁が跳ねるほどにHOTなステーキです。
蒸気と言うより肉煙で写真が撮れない勢いです。
肉、美味いwww
そのビジュアルと言うかモーションにやられた筆者ですが、ちょっと気分が盛り上がって来ました。
「これは、もしかして美味しいんじゃなかろうか?」
お目当てのメニューが食べられなかったり、人生で一番並んだり、雨に濡れたりしてトーンダウンしていた筆者ですが、このステーキを見た瞬間、野生が目覚めました。
並んでいる時にオーダーを聞かれ、ステーキの焼き加減を「レア」で指定していたのですが、いい感じのレアですね。
しかし、鉄板が鬼熱いのでちょっと時間が経つとミディアムレアになってしまう勢いです。
肉の下には「もやし」とか「インゲン」とか「ポテト」的な何かが隠されています。
「肉、美味しいやん!!!」
しっかり「塩&胡椒」された肉は、ソースをかけなくてもイケちゃう感じですね。しかし、そこはせっかくなので
『タケルの美味しいドレッシング』
をガッツリかけてみました。何ゆえ、このソースと言うかドレッシングを選んだのかと言うと
「一番手前にあったから」
と言う物理的な理由からで御座います。あと背が高いボトルなんで目立ってたのも理由です。
結果、全俺が感動するレベルの美味しさでした。
サラダにも当然合うのですが、このドレッシング系の酸味がステーキに良く合うのですよ。
適当に選んだ割には正解だったパターンですね!
本当は全種類のソースを試したいくらいですが、いかんせん自分から離れた位置にソース類があるので仕方ありません。
御飯は「おかわり」食べ放題!
そして、何気に御飯が美味しいのもポイント高いです。
しかも、おかわり無料で食べ放題らしいのですから、肉&ライスな人には最高の店と言えるでしょう。
筆者は意外と「肉&肉」派なので、さして米は欲していないのですが、ほとんどの人が御飯を追加していました。
『タケル』 総評
レギュラーメニューを試せなかったので、なんとも言えませんが正直なところ
「ステーキ、めっちゃ旨かった!」
とだけ言っておきましょう。
『チャックアイステーキ』はオージービーフを使っているそうなので、どうかな~と思っていたのですが、逆の意味で期待を裏切られました。
オージービーフでも「グラスフェッド」(牧草飼育)じゃなくて「グレインフェッド」(穀物飼育)なのかもですね。
脂もちょっと乗った赤身肉の旨さを感じるステーキです。「チャック」ですから、肩(前足)の外側の部分でしょうか?
この『チャックアイステーキ』は、是非ともレアでオーダーして頂きたいですね。
鉄板が激アツなので、レアでオーダーして丁度「ミディアムレア」になるくらいです。赤身の旨さを堪能するには「レア」に限りますが「ミディアムレア」もイケました。
あとステーキとして、ガッチリ焼き目が付いているのも高評価です。
当たり前の事ですが、このくらいの焼き目が付かない焼き方では、全然駄目です。
「レアでも外側は、しっかり焼く」
ここら辺を見ても、この『タケル』は分かってらっしゃる店だと言えるでしょう。
と、言う訳でみなさんも是非、ステーキとハンバーグの『タケル』で食べてみて下さい。
筆者もレギュラーメニューを食べてみたいので、また再訪しようと思っています。
ステーキハンバーグ『タケル』
東京都千代田区 外神田3-2-11
ランチ 11:00~17:00
ディナー 17:30~21:00定休日:年中無休(年末年始除く)
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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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