USG「シュガーソングとビターステップ」がまたもアニメチャート首位に返り咲き やなぎなぎ「春擬き」はデジタル解禁効果で2位にジャンプアップ
やはり強い。今週もUNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」(『血界戦線』ED曲)がアニメチャートを制した。先週のチャートでは東京パフォーマンスドール「DREAMIN’」に首位を明け渡した同曲だが、今週もエアプレイとルックアップ、Youtube、Twitterでそれぞれ1位、CDセールスとデジタルで2位という好結果を残し見事に返り咲いた。これでチャートインは6週目。同じく『血界戦線』の主題歌で、今週9週目にして3位にランクインするBUMP OF CHICKEN「Hello,world!」とともに、どこまで記録を伸ばすのか注目だ。
今週2位となったのは、やなぎなぎ「春擬き」。ランクイン自体は3週目で、先々週の13位、先週の17位から今週はジャンプアップを果たした。その最大の要因はやはり先週6月17日に解禁となったiTunesをはじめとする各配信サイトでの販売。デジタルセールス単体では前述の「シュガーソング~」を破り1位となっている。この結果からは、仮に配信解禁のタイミングがCD発売と合えばより上位も狙えただろうという予想を導く一方、こうした時間差戦略がアニメの進行とともにリスナーの期待値を“耕し”、今回のジャンプアップに繋がったという可能性も考えられる。いずれにせよ、このような時間差での配信が楽曲の認知と浸透にどのように作用するのかを、今後さらに検証する好材料となりそうだ。
先週発売の新譜では、坂本真綾 corneliusの「あなたを保つもの」が6位で最高位。同じく先週発売のDream5「ようかい体操第二」はチャート全体では7位ながら、CDセールスでは1位となっている。また、ロングラン系では1週ぶりに、ゆず「OLA!!」がチャート復帰。記念すべき10週目のチャートインとなった。同曲はこれまでチャートインを下支えしていたエアプレイでのポイントが減った一方、デジタル、Youtube、ルックアップなどのポイントは維持、幅広いリスナー層へ浸透していることが分かる結果となった。
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