ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう
  • 不潔で下劣な男に挑んだ阿部サダヲ「珍しく自分の写真を撮ったほど、別人になりきれた」
  • 戸次重幸が「理解出来ないほどの悪い役」に挑む実話をベースにした物語『神と人との間』
  • 『ミッション:インポッシブル/フォール・アウト』サイモン・ペッグインタビュー「ベンジーがイーサンに唯一勝てる場所」とは?
  • 『ジュマンジ』でタフな美女戦士を熱演! カレン・ギランの好きなゲームは「メガドライブ『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』」
  • キアヌ・リーヴスに“仕事の流儀”を聞いてきた! 『ジョン・ウィック:チャプター2』が本日公開
  • 『ゴースト・イン・ザ・シェル』のバトーさんを直撃! 原作愛がハンパなくて『イノセンス』制作を懇願するレベル
  • 性別や年代によって楽しみ方が変わる映画『妻ふり』 榮倉奈々&安田顕インタビュー
  • 柄本佑が前田敦子を絶賛「“僕のあっちゃん、私のあっちゃん”にしたくなる魅力がある」
  • 『アントマン&ワスプ』エヴァンジェリン・リリーインタビュー「7歳の息子がワスプになりきっているのをこっそり見てしまったの!」
  • 北原里英が映画主演で後輩に見せる“道”「AKB48が夢の通過点では無くゴールになっているからこそ」
  • 大泉洋『探偵はBARにいる』シリーズへの愛を語る「“好きなんだけど映画館には行かない”だと続かない」
  • 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で大大活躍中! チューバッカさん直撃インタビュー:動画  
  • 注目俳優・太賀インタビュー「誰しもが漠然とした不安を抱える10代だった」 映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』
  • 北野武からの出演オファーに「役者やってて良かった」 『アウトレイジ 最終章』池内博之インタビュー
  • 『斉木楠雄のΨ難』インタビュー 佐藤二朗「橋本環奈が高校にいたら可愛すぎて男子は正気を保てないでしょ」
  • 俳優・中村倫也インタビュー「女子の周りから固める恋愛作成は逆効果な気がします(笑)」

体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

ドリアン助川 「誰も立ち上がらなかった」ハンセン病への偏見を小説に

ドリアン助川 「誰も立ち上がらなかった」ハンセン病への偏見を小説に
J-WAVE平日(月〜木)夜の番組「JAM THE WORLD」のワンコーナー「LOHAS TALK」(ナビゲーター:小黒一三)。6月17日のオンエアでは、作家のドリアン助川さんが登場。小説『あん』のテーマであるハンセン病への偏見と、誕生秘話を語りました。

2013年にポプラ社から発売されたドリアン助川さんの小説『あん』が映画化され、現在公開中です。この映画は、ドリアンさんのたっての希望で、監督には河?直美さん、主演には樹木希林さんで実現。カンヌ国際映画祭「ある視点部門」でのオープニング・フィルムにもなり、アメリカをはじめ、35カ国以上での上映も決定しています。

今は投薬治療によって2、3日で治ってしまうというハンセン病。20年前の1996年まで絶対隔離という、偏見や差別があったことをご存知でしたか。

「欧米諸国は戦後すぐに特効薬ができていましたから、1950年代、60年代には通院治療の対象の病気になっているんです。ところが日本だけがなぜか96年まで絶対隔離という。これは誰かが立ち上がらなきゃいけなかったと思うんですけど、誰も立ち上がらなかったということで、その間も絶対隔離と同時に、中で労働させたりとか、いろいろなことがあったわけですよね」(ドリアンさん)

その偏見は壮絶なものでした。ハンセン病患者は家族の戸籍から抹消されることも多く、治っても帰る故郷さえなかったと言います。映画の舞台にもなった、国立療養所の多磨全生園には、今も4000体以上の遺骨が故郷に戻れずに納骨堂に眠ったまま。ドリアンさんは、この映画を作るにあたって、河?監督と希林さんの3人で納骨堂に祈りに行ったのだそう。そこから映画作りが始まったと言います。

また、この小説、実は大手出版社から出す予定だったのですが、上からストップがかかり、お蔵入りになってしまう危機があったのだとか。

「正直、ハンセン病の元患者さんと、出版に向けて頑張ると約束しましたので、裏切ったことになっちゃうので、僕もそのときは主人公の仙太郎のようにずいぶん酒に。僕はナメクジみたいになっちゃうんです、一回折れると。ゴミのようになっていましたね。そうしたら、心ある編集者と知り合って」(ドリアンさん)

さまざまな出会いがあって、誕生した小説『あん』。そして、作家のドリアンさん、監督の河?さん、主演の希林さんの思いが一つになって実現した映画『あん』。小説で、映画で、ハンセン病への偏見と、差別に負けない人間の強さについて考えてみてはいかがでしょうか。

【関連サイト】
「LOHAS TALK」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/blog/lohastalk/

J-WAVEニュースの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。