【深ヨミ】カスタマイZとTHE HOOPERS、共通点の多い両者の売上げ動向とは?

【深ヨミ】カスタマイZとTHE HOOPERS、共通点の多い両者の売上げ動向とは?

 6月15日付Billboard JAPAN週間セールスシングルチャート“Hot Singles Sales”の5位は、カスタマイZ『鎮魂歌-レクイエム-』。7位にはTHE HOOPERS『雨を追いかけて』がランクインした。この2つのグループには共通点がいくつか見られる。

 カスタマイZは、“アニソンで世界一を獲る”をモットーとしている男性4人組バンド。THE HOOPERSは、男子風の衣装に身を包んだ7人組、ボーイッシュ・ガールズ・グループ。まず、1つ目の共通点は、“売出し中の若手グループ”ということ。2つ目は、『鎮魂歌-レクイエム-』も『雨を追いかけて』もそれぞれの“メジャー・2ndシングル”ということ。3つ目は、“東京を活動の中心にしている”ということだ。

 そして、今回両者がリリースした2枚のシングルについて、SoundScan Japanのセールスデータを見ると、CDの売れ方にも共通点が見えてくる。『鎮魂歌-レクイエム-』は、リリース初週で1.3万枚を売り上げた。一方、『雨を追いかけて』は1万枚。ここでの共通点は“イーコマースよりも店舗での売り上げが圧倒的に高い”、さらに“もっとも売上げた地域は東京都”ということだ。特に後者について『鎮魂歌-レクイエム-』は、東京都で4900枚のセールス。『雨を追いかけて』は、売上げの75パーセントにあたる7500枚を東京都だけで売上げた。活動の中で力を入れているであろう東京都ではしっかり結果がでている一方、まったく売上げがない地域があるのも事実だ。

 もちろんそのグループによって、もっとも売上げが高い地域は変わってくるが、東京都が1番のセールスを上げるケースが多い。カスタマイZもTHE HOOPERSも、現在売出し中の若手グループということもあり、全国的な知名度はこれからという形だが、東京都や大都市部では確実にファンがいる。この先、国民的グループになるためには、両グループがどう活動の幅を広げて、日本中にどう自分たちを広めていくかが重要な課題になってくる。2つのグループがどんな次の1手を打つのか楽しみにしたい。

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Billboard JAPAN

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