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墓マイラー必携!青山霊園の歴史的人物のお墓を探せるiPhoneアプリ「掃苔之友青山」

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東京の青山に、広大な敷地を持つ青山霊園があります。春は桜の名所としても有名です。

この辺りは江戸時代、徳川家康譜代の重臣・青山忠成のお屋敷だったことから、『青山』という地名になったそうです。

青山忠成が家康からこの広大な土地を賜った時、家康が「馬に乗って一回りして参れ。その範囲の土地を屋敷地として与えよう」と言ったという逸話が残っています。それを聞いた忠成は、馬が斃死するまで駆け巡り、この広大な土地を得たそうです。

さて、江戸時代が終わり、明治の世の中になったとき、徳川幕府の幕藩体制を維持する諸制度のひとつ、『寺檀制度』(お寺が警察的な機能や戸籍制度の機能を請け負うこと)も失われることになりました。

そして『尊王攘夷』を旗印に倒幕運動を行い、明治新政府を樹立した維新の功労者の中には、平田篤胤系神道に傾倒する人が多く、『王政復古』の掛け声とともに、『神仏分離令』が発せられました。

その結果、神社とお寺が一体になっていたところが別々に分けられることになりました。例えば、阿修羅像などで有名な奈良の興福寺も、春日大社と一体になっていましたが、この時、お寺と神社に分けられました。

こうしてお寺が管理する仏教系の墓地ではない、国民一般のための墓地が必要になり、明治7年、公営の青山霊園が開園することになりました。同時に雑司が谷、染井、亀戸、谷中の墓地も開園しました。

青山霊園には、幕末維新で活躍した大久保利通、後藤象二郎、『坂の上の雲』でもお馴染みの乃木希典・秋山好古・広瀬武夫・小村寿太郎、江戸歌舞伎の名優・市川團十郎、『五.一五事件』で凶弾に倒れた犬養毅、高度成長を推進した池田勇人、他にも経済人の後藤新平、民権運動の中江兆民、小説家の志賀直哉、吉井勇、尾崎紅葉、などなど、錚々たる人物が眠っています。忠犬ハチ公も、飼い主のご主人の傍らに眠っています。

↑ こちらは大久保利通のお墓の前にある『撰神道碑』。

青山霊園に行くには、地下鉄千代田線の『外苑前』か『青山一丁目』が便利です。管理事務所に行くと『青山霊園歴史的墓所ガイド』があるので、それを見ながら歩くのも良いのですが、実は青山霊園を歩くのに、とても便利なアプリがあります。

そのアプリの名は
iPhone無料アプリ『掃苔之友青山』。

掃苔(そうたい)とは、墓の苔を丁寧に取り除くこと、つまり墓参りという意味です。

このアプリは、青山霊園を散策しながら、今いる場所の近くにどのような有名人のお墓があるのか、iPhoneのGPSを使って知ることができます。また、その人物がどのような方だったのかも、wikipedia等で簡単に知ることも出来ます。

『掃苔之友青山』ダウンロードはこちらから

もちろん実際に青山墓地に行かなくても、地図やリスト、人物を調べることができ、充分楽しむことができます。

最後に、蚊が多いので虫除け対策はきちんとしましょう。そして霊園は故人が眠る慰霊の場です。節度を持った行動をしましょう。

青山霊園(東京都公園協会HP)

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