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詐欺グループ・九条麗子が「ホワイトなブラック企業」と話題 ノルマ達成で社員旅行も

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「10億円を受け取れます」――。架空の資産家「九条麗子」を名乗るメールで金をだまし取っていた詐欺グループのメンバーが、次々と逮捕されている。被害総額は数億円規模と見られる一方で、身内に対する驚くような「好待遇」も明らかになりつつある。

組織のメンバーには毎月「給与」が支払われており、基本給は月35万円から。幹部クラスになると85万円にもなり、残業代の支払いやボーナスの支給もあった。組織ノルマ達成をすると「社員旅行」にも行っていたという。
うらやむ声「犯罪集団でさえタイムカードがあるのに…」

報道によると、この詐欺グループは2人のリーダー格を中心に、メンバーを11の階層に分類。勤務状況はタイムカードを使って管理していた。

アジトのある東京都新宿区の雑居ビルに捜査員が踏み込むと、パソコンが40台も並び、34人の男女がメール送信作業をしていたという。このニュースが流れると、ネットには驚きの反応があがった。

「犯罪集団でさえタイムカードがあるのに」

「下手な企業よりクリーンな勤務そうで笑える」

最低ランクの月35万円でボーナス4か月分だとしても、年収560万円。転職情報サイトDODAの2014年の調査によると、正社員の平均年収は20代で348万円、30代で458万円だから、かなりの厚遇となる。

事業内容は悪質だが、労務管理は良好。「収益性」は高く、福利厚生も充実している。ネットユーザーからは、

「待遇良くて、こりゃ入りたくなるな」

「ホワイトだなー詐欺じゃなかったら絶対入社してぇわ」

「是非とも入社させて欲しいくらいホワイトなブラック企業だ」

と、うらやむ声も漏れる。
「入社」希望者を戒める声も

一方で、こうした高待遇は犯罪集団なのだから当然のこと、という指摘もある。部下に不満が溜まれば裏切られて、金を持ち逃げされたり警察に密告されたりする危険性もある。

組織として持続させていくためには、好待遇で部下の忠誠心とモチベーションを引き止めて置かなければならない、というのだ。

もっとも、いくら高給だと言っても、犯罪行為をしていいという理由にはならない。前科持ちになってしまうと信頼に関わり、就職や結婚など今後の人生にも影響大だ。

今回も結局足がついてしまい、警察に芋づる式で逮捕された。そして何よりも、莫大な利益の裏には被害を受けて泣いている人々がいることを忘れてはならない。ネットには、

「別にホワイトじゃないよな 騙し取った金で飯食ってるんだから」

という極めて正しい声のほか、「犯罪者として追われる代金プライスレス」と、「入社」希望者を戒める書き込みも寄せられていた。

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