ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

“持続可能”でエコな新エネルギー!植物の生長、バクテリアの働きで発電

DATE:
  • ガジェット通信を≫

個人が1人で何台ものデバイスを使用する現代。どうしても電気エネルギーの供給という問題が生じてくる。だが、世界の資源には限りがある。そのため、太陽光、水力、生物燃料などの“持続可能なエネルギー”に注目が集まっている。

・植物の生長とバクテリアの働きで発電

オランダのWageningen大学出身のMarjolein Helder氏、David Strik氏のチームでは、植物の生長とバクテリアの働きを活用して、電力に変換する「Plant-e」という技術の研究を進めている。

・陽極と陰極で発生電力を集める

チームでは、水を基盤として生育する植物がもつ自然の働きに着目。植物は太陽の光を受けると光合成をおこない、反応によって生じた物質を、水に浸った土壌から排出する。排出された不要物は微生物によって分解されるが、その際に電子と陽子を放出する。この電子と陽子を、陽極と陰極を用いて集め、電力として活用するという流れだ。

すでにWageningen大学の屋上で、「Plant-e」のプロトタイプの運用が成功している。15平方メートルの植物栽培床で、スマートフォンを充電する程度の電力を集められるという。

・自然の力を生かし、ビルの屋上など限られたスペースでも

確かに、現状では1平方メートルあたりでは少量の電力しか発電できないものの、都市部の建物の屋上といった限られたスペースでも電力をつくれる利点は大きい。米を栽培している広い水田エリアなどでは、もっと効率のよい発電効果を上げられるはずだ。

食糧となる植物を栽培しながら、同時に電力の供給にもつながる「Plant-e」には、大きな可能性がありそうである。

Plant-e

カテゴリー : デジタル・IT タグ :
Techableの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP