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さだまさし、映画化にあたりの名曲「風に立つライオン」 をセルフカヴァー

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映画「風に立つライオン」の主題歌として同映画のエンディングに使用される、さだまさしの「風に立つライオン」が発表以来28年ぶりに再録されたことがわかった。

3月14日に公開される映画「風に立つライオン」は、28年前に発表されたさだまさしの楽曲「風に立つライオン」に主演の大沢たかおが感銘を受け、映画化を熱望したことから、さだまさし自らが同名小説を書き下ろし、映画化が実現したもの。大沢たかお、石原さとみ、真木よう子という豪華キャストと、監督を鬼才・三池崇史が務めるなど、この春日本中に感動を呼ぶ映画が公開されるー。

時を経て実現した映画化にあたり、主題歌として映画のエンディングに使用される同曲が発表以来28年ぶりに再録されたわけだが、レコーディングが行われたのは、昨年12月。オリジナルのイメージを大切にするために、今回もアレンジ(編曲)はオリジナル同様さだまさしの盟友・渡辺俊幸氏が担当している。そして、雄大なアフリカの景色を描くために49人編成のフルオーケストラが招集され、エンディングに流れる「アメイジング・グレイス」には、アフリカの大地を感じさせる壮大なコーラスが入った。

当初、映画のためにオリジナル(8分51秒)を短くすることを目的に再録されたが、28年かけて積み重なった想いがあふれ、結果的にオリジナルを超える、9分37秒におよぶ大作が完成! 映画にはフルコーラスで収録され、映画を一層感動的に盛り上げるていることは言うまでもない。

そして、再録された同曲は「風に立つライオン(シネマ・ヴァージョン)」として、2月18日~音楽配信が決定! 公開された配信用ジャケット写真は、映画「風に立つライオン」で主演を務める大沢たかおのビジュアルが使用されている。音楽配信サイト「レコチョク」で独占先行配信、その後25日から主要音楽配信サイトで一斉配信される。

この「風に立つライオン」を聴いて、実際に医学の道を志した人々や青年海外協力隊に参加する若者は数知れない。2001年には、インドにあるマザーテレサによって設立された施設に若い医師を送り、研修を行わせるNPO法人「風に立つライオン」が設立され現在も活動が続いている。

昨年11月、楽曲の舞台でもあり、映画の撮影が行われているケニアを訪れたさだまさしは、「風に立つライオン」を聴きマサイの人々と暮らすことを選んだ日本人女性をはじめ、多くの日本人がケニアで住み暮らす現状を目の当たりにした。

また、ナイロビ周辺に点在するスラムは貧困にあえぎ、衛生的な設備も不十分で、今も十分な医療を受けられず命を落とす子供達がたくさんいることを知る。その子供達が頼る小児病院にも、一人の日本人女性医師が働いていた。

さだまさしが「風に立つライオン」という曲を書いた責任として「少しでも力になりたい」との想いから、今回再録された「風に立つライオン」は音楽配信の売り上げの一部を1995年にさだまさしが立ち上げた「NPO法人ピーススフィア貝の火運動」基金を通じて、小児病院をはじめとするケニアの様々な医療施設などに寄付される。

■映画『風に立つライオン』公式サイト
http://kaze-lion.com/

【さだまさし コメント】
ケニアにある長崎大学熱帯額研究所から帰ってきたばかりの柴田紘一郎先生に出会ったのは僕が二十歳の頃です。40年以上も昔のことです。
彼の語るケニアを聞き、その言葉のひとつひとつに憧れ、いつか歌にしたいとプロの歌い手になってからずっと思っていました。そして、ようやく15年かけて自分なりのケニアが身体の中に育ち、「風に立つライオン」という歌ができあがりました。
歌い続けるうちに、その歌は驚くほど多くの人達の心に強く働きかけるようになっていきました。この歌を聴いて医療従事者を志したり、青年海外協力隊に参加する若者がたくさん現れました。日本を離れ、海外で頑張っている医師も少なくありません。また、ある女性はケニアでマサイ族の勇士の夫人となりました。少しずつ、沢山の人々の人生を変えていきました。そんな歌を僕は他に知りません。
大沢たかおさんもこの歌を愛してくれる一人で、彼の熱い思いによって、ついに映画になりました。
自分で作った歌というより、神様にいただいた歌なのだと感じていますが、これほど多くの方に愛され、影響を与えた歌を書いたという責任も感じていますし、少しでも海外で頑張っている人達の応援をしたいという思いで、今回、28年振りに歌い直したシネマ・ヴァージョンを配信でリリースして、売上の一部をチャリティとして寄付することにしました。
再録にあたり、新たに渡辺俊幸くんにリアレンジしてもらいました。元々8分半もある長い曲なので、映画の主題歌としてエンドロールで使っていただくには長すぎると思い、短くするつもりでしたが、オーケストラを使ったより雄大なアレンジになり、逆に40秒も長くなってしまいました。にもかかわらず、三池監督はフルコーラス、エンディングの一番いいところで使ってくださり本当に感激しています。ただ、映画に感動して泣きたいのに、自分の歌を聴いて泣いているように思われるのは嫌なので、できれば映画は、誰もいないところで、一人きりで見たいなとつくづく思います。

【映画にまでなってしまう楽曲「風に立つライオン」とは?】
「風に立つライオン」は1987年7月25日リリースのオリジナルアルバム「夢回帰線」のラストに収録された曲。さだまさしが20歳の頃、アフリカ・ケニアにある長崎大学熱帯医学研究所に赴任し国際医療ボランティア活動に従事した柴田紘一郎医師の話を聞き、「いつか柴田先生の語るアフリカを楽曲にしたい」と願ったことから生まれた楽曲。何度も挑戦しては果たせず、やがて15年もの歳月をかけて8分におよぶ大作を完成させた。
楽曲は、僻地の巡回医療に身をささげる青年医師が、日本に残してきた恋人からの手紙を受け取るところから始まる。大切な人を犠牲にしてなお、青年医師が自らの信じる道を全うする姿が、聴く人それぞれの心に響く感動作である。
アルバムの中の1曲に多くの反響が寄せられ、同年11月にシングルカット。今のようにインターネットもない時代、8分にもおよぶ大作はなかなかテレビ、ラジオで披露されることはなかったが、発表以降28年間、さだまさしにしか描けない名曲として多くの著名人やさだまさしファンに愛され、2013年デビュー40周年を記念したベストアルバム「天晴~オールタイム・ベスト~」の選曲のために行われた「さだまさし国民投票」でも第2位を獲得。コンサートでもクライマックスを飾る一曲として、本編ラストソングやアンコール曲として欠かせない楽曲である。

映画『風に立つライオン』
3月14日 全国ロードショー
原作:さだまさし「風に立つライオン」(幻冬舎文庫)
主題歌:さだまさし「風に立つライオン(シネマ・ヴァージョン)」 (ユーキャン)
製作:映画「風に立つライオン」製作委員会
製作プロダクション:日テレアックスオン、OLM
配給:東宝株式会社
企画:大沢たかお
監督:三池崇史
脚本:斉藤ひろし
出演: 大沢たかお 石原さとみ / 真木よう子
萩原聖人 鈴木亮平 藤谷文子 中村久美 山崎一 石橋蓮司 ほか

【再録音源&配信情報】
「風に立つライオン(シネマ・ヴァージョン)」
作詞・作曲 さだまさし 編曲 渡辺俊幸
2月18日~24日 「レコチョク」」独占先行配信
2月25日~ 主要音楽配信サイトにて一斉配信

(OKMusic)記事関連リンク
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さだまさし オフィシャルHP
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