Android 2.2搭載スマートフォン『GALAXY S』発売日が決定! 同時にドコモがFlashや動画コンテンツ配信と電子書籍トライアルサービスを開始へ
NTTドコモが10月5日に発表したSAMSUNG電子製のAndroid 2.2搭載スマートフォン『GALAXY S』の発売日が、10月28日に決定しました。ドコモでは初となる、Flashコンテンツの再生に対応したAndroid 2.2をプリインストールしたモデル。この発売を受け、Flashや動画コンテンツを配信するサービスと、9月に発表していた電子書籍のトライアルサービスを同時に開始することを発表しました。
『GALAXY S』は、4インチ、480×800ドットの高精細な有機ELタッチパネル液晶『SUPER AMOLED』を搭載したスマートフォン。Android2.2では『Flash Player 10.1』に対応することから、パソコンと同様にウェブコンテンツの利用が可能。約500万画素のカメラを搭載し、720pのハイビジョン動画の撮影にも対応します。16GBの内蔵メモリーと、32GBまでのmicroSDHCカードの組み合わせにより、大容量のファイル保存が可能。ドコモの『spモード』に対応し、『iモード』のメールアドレスを利用できるほか、アプリマーケット『Androidマーケット』、『ドコモマーケット』、『SAMSUNG Apps』からアプリをダウンロードして端末をカスタマイズできます。
『ドコモマーケット』では、『GALAXY S』の発売に合わせてFlash対応コンテンツの配信を開始します。発売日と同日の10月28日にはセガ、BTD STUDIO、NHN Japan、ゲームロフト、元気モバイル、ポノスがFlashゲームを配信するほか、11月には日本一ソフトウェア、12月にはデジタルレイ、ネオクス、ベクターもFlashゲームを配信予定。無料コンテンツと、『spモード』やクレジットカード決済による有料コンテンツも提供します。
Flashによる動画コンテンツの再生も可能になることから、10月28日にはTBS、テレビ朝日、テレビ東京、フジテレビ、ミュージック・オン・ティーヴィ、ギャガ、デジタルアドベンチャーがニュース、音楽、テレビ番組、グラビアといった動画コンテンツを配信するほか、11月にはヤマハミュージックメディア、角川コンテンツゲート、エイベックス、美術出版ネットワークス、ニッセン、12月にはスイートルーム、プレゼントキャスト、セントフォースが動画コンテンツを配信する予定。こちらも無料のものと、『spモード』やクレジットカード決済による有料コンテンツが予定されています。
電子出版のトライアルサービスは、グリオ、幻冬舎、講談社、小学館、ACCESS、オリコンDD、シムサム・メディア、世界文化社、テクスファーム、ノース・スター・ピクチャーズ、ぴあ、双葉社、ベストセラーズ、モーターマガジン社、実業之日本社、日本文芸社、フェアベル、ミナトプロエムズの18社が参加。活字、雑誌、コミックの配信を開始します。こちらは『GALAXY S』以外のスマートフォンでも無料で利用できるため、スマートフォンユーザーの注目が集まりそうです。
『GALAXY S』主な仕様
サイズ:W64×D9.9×H122mm
重量:約118g
3G連続待ち受け時間:約510時間
GSM連続待ち受け時間:約480時間
連続通話時間:約380時間(3G)、約420時間(GSM)
ディスプレー:約4.0インチ 480×800ドット SUPER AMOLED(有機EL) 1677万7216色
外部メモリー:microSD(2GB)、microSDHC(32GB)
カメラ:顔検出オートフォーカス対応 CMOS 約500万画素
カラー:メタリックブラック
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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