KNOCK OUT MONKEY 思い出の地でツアー開幕「好きすぎてやめれへんかったから、ここまで来たんですよ」

access_time create folderエンタメ
KNOCK OUT MONKEY 思い出の地でツアー開幕「好きすぎてやめれへんかったから、ここまで来たんですよ」

 2ndアルバム『Mr. Foundation』をリリースしたばかりの“神戸の暴れ猿”KNOCK OUT MONKEYが、1月28日に東京でのキッカケをくれた思い出の地 高田馬場CLUB PHASEにてワンマンツアー【TOUR 2015“Mr. Foundation”】の火蓋を切った。

KNOCK OUT MONKEY ライブ写真一覧

 「RIOT」や「Greed」などシングル曲はもちろん、アルバム『Mr. Foundation』を中心としたセットリストでこの日のライブに臨んでいた彼ら。「それなりにガツガツしたアルバムを作ったつもりなんで」とw-shun(vo,g)もMCで話していた最新アルバムの楽曲群が、早くもキラーアンセムとしての爆発力を備えていることを、冒頭から熱いシンガロングに沸き返るオーディエンスの姿がリアルに物語っていた。そんなフロアを「かかってらっしゃい!」「思いっきりジャンプしてくれ!」とさらに煽り倒すw-shunらメンバーも気迫十分。

 「喜怒哀楽を全部出したいなと思って、いろんな曲を作りました」とw-shunも語っていた通り、w-shun、亜太(b)、ナオミチ(dr)、dEnkA(g)の雑食性な音楽性を開放することで、サウンド面での振り幅とロックの力強さをともに獲得した『Mr. Foundation』。ハードコア/ミクスチャー/ハードロックなどを消化し血肉化したラウドロックのアグレッシブさでもって、次々にモッシュとクラウドサーフを呼び起こしてみせるパワフルさはもちろん、dEnkAがアコースティックギターを奏でて豊潤な音像を生み出すシーンも見られるなど、表現の幅と奥行きが格段に広がったことを感じさせる。

 高田馬場CLUB PHASEは、インディーズ時代の楽曲「What’s going on now」のPV撮影を行っていたり、dEnkAが人生で初めて東京でライブを行ったライブハウスでもありと、メンバーにとっても思い入れの深い場所。今回のツアーはぜひともここCLUB PHASEで始めたかった、とw-shunは語りながら、その思い出の曲「What’s going on now」をやるかどうかは「次の曲でのみんな次第!」とさらにオーディエンスを煽って圧巻の狂騒感を描き出し、満を持して「What’s going on now」の強烈なビートとアンサンブルを炸裂させると、会場の熱量と歓喜はさらに天井知らずに高まっていく。

 ナオミチが他の3人を「チョコバット(チョコ菓子)攻め」にする珍場面もありつつ、ツアーの幕開けを最高の形で飾ってみせたKNOCK OUT MONKEY。外の寒さが嘘のように、ステージもフロアも汗だくの熱気で包んでみせたステージの最後、「俺らまだまだでしょ?」と呼びかけていたw-shun。「そうなんですよ。でも、やめれへんから、好きすぎてやめれへんかったから、ここまで来たんですよ」……2013年10月のメジャーデビュー以降の約1年間とそれ以前インディーズ時代を貫く不屈の闘志を語る言葉に、惜しみない拍手喝采が広がっていた。

 「この後、札幌行って、神戸行って……みたいな感じで旅して、また新木場で、成長した姿で帰ってこようと思ってるんで」とこれからの公演への意気込みをアピールしていた彼ら。【TOUR 2015“Mr. Foundation”】は、5月17日のツアーファイナル 新木場STUDIO COAST公演まで全17公演にわたって開催される。

関連記事リンク(外部サイト)

KNOCK OUT MONKEY&NOISEMAKER シューズブランド『MADFOOT!』イメージモデル決定&ASBee全店舗にコーナー掲示
KNOCK OUT MONKEY 前例のない作りのMV公開&レギュラー番組Ust同時配信
KNOCK OUT MONKEY 新アルバムより「RIOT」=“暴動”MV公開

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. KNOCK OUT MONKEY 思い出の地でツアー開幕「好きすぎてやめれへんかったから、ここまで来たんですよ」
access_time create folderエンタメ

Billboard JAPAN

国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!

ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。