『ミュータント・タートルズ』はこうして作られた! サンフランシスコ「ILMスタジオ」訪問レポートVol.1
『トランスフォーマー』のマイケル・ベイ制作、ド派手でド迫力なアクション・アドベンチャー超大作『ミュータント・タートルズ』。筆者は昨年完成披露試写会で観てからというもの、出張先での飛行機でも2回観て、すっかりハマっているんですが、いよいよ2月7日と公開が迫ってきました!
犯罪組織からニューヨークの街を救うため、闇にまぎれて戦う“カメ”で“ニンジャ”な4人組ヒーローの活躍を描いた本作は、現在までに全世界で興行収入約4億7720万ドル(約568億円)を突破。すでに2016年の続編公開も決定し絶好調。とにかくアクションが大迫力で「カワバンガ!」な仕上がりとなっているのです。
本作のリアルかつダイナミックな映像を作りあげたのが、インダストリアル・ライト&マジック。通称「ILM」は、1975年、当時『スター・ウォーズ』を作ろうとしていたジョージ・ルーカスが設立したVFXスタジオ。
『スター・ウォーズ』はもちろん、これまでILMが制作した映画はというと、
『レイダース/失われたアーク』
『E.T.』
『ネバーエンディング・ストーリー』
『グーニーズ』
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
『トータル・リコール』
『フォレスト・ガンプ』
『ミッション:インポッシブル』
『ジュラシック・パーク』
『ハリー・ポッターと賢者の石』
『マトリックス』
『パイレーツ・オブ・カリビアン』
『トランスフォーマー』
『アイアンマン』
『アバター』
『パシフィック・リム』
……と時代を代表する傑作ぞろいなのだ! しかもこれ全部じゃないですからね! 『マスク』とか『ジュマンジ』とか『メン・イン・ブラック』とかもっともっとたくさんやってますからね! 黒沢明監督の『夢』も! 恐るべきスタジオですよ。
なんと、今回筆者はサンフランシスコに飛び、この輝かしき映画スタジオ「ILM」を見学させてもらったのです。『ミュータント・タートルズ』公開を記念して、3回に分けてレポートをお届けします。
「ILM」があるサンフランシスコは、現在大ヒット中の映画『ベイマックス』の舞台“サンフランソウキョウ”にも表現されている様に、坂道とバスが多い街です。
スタジオの入り口ではヨーダがおでむかえ! ちなみに「ILM」の詳しい場所は非公開となっています。それは、映画の情報をいち早く知りたいファンがスタジオに来てしまうと困るから。時々、ヘリコプターを飛ばして上空から情報をキャッチしようと試みる人までいるそうですよ。さすが、アメリカ。スケールが大きいです。
スタジオの中はガラス張りで開放的な印象。廊下にはこれまで撮影に使った小道具や、ミニチュアが飾られています。
『ET』や『ジュラシック・パーク』の大きなフィギュアも。映画好きなら飛び上がるほど興奮するってもの! 『ミュータント・タートルズ』の制作に携わったスタッフはもちろん、スタジオ内ですれ違う人みんながとても楽しそうに仕事をしていて、本当に映画が好きなんだな〜と感じましたよ。
スタジオ内ではここでしか買えないグッズの販売も!
では、ここでどうやってあのリアルなタートルズが生まれたのか? レポートVol.2に続きたいと思います。
『ミュータント・タートルズ』
ニューヨークは、犯罪と暴力で壊滅的な危機にあった。平和と正義を取り戻すため、市民は本当のヒーローの出現を待ち望んでいた――。そんなとき、悪の手から人々を守る何者かが現れた。夜の闇に巧みに隠れて、その正体はわからないヒーローたち。チャンネル6のTVレポーター、エイプリル(ミーガン・フォックス)はある夜、闇のヒーローの大スクープ写真をカメラに収めることに成功。ヒーローの正体はなんと4人のカメ(=タートルズ)だった!
(C)2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
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