ウミガメからヒョウまで、知られざる野生動物のパラダイス・スリランカ

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スリランカ、ときいて何を思い浮かべるでしょうか?美味しい紅茶やカレーをイメージする方も居るかもしれません。

そんな日本人には少し馴染みの薄いとも言えるスリランカですが、経済的な水準では1人あたりのGDPは、隣のインドと比べておよそ2倍と、南アジアではモルディブの次に経済的に豊かな国。

1983年に発生したシンハラ人とタミル人との大規模な民族対立によって発生した激しい内戦は、2009年に集結するまでスリランカ国内を疲弊させてしまいました。

しかし、その悲しい内戦の歴史からの復興は目覚ましく、戦後の復興需要や観光業の復活によって経済的にも豊かな国へと成長しています。

さらに2010年にはニューヨーク・タイムズが世界31か所の観光地の中でスリランカをその第1位に選出するほど、特に観光資源に恵まれた国となっています。

仏教関連の遺跡や、オランダ統治時代の雰囲気が残る街並みなど、多くの見どころのあるスリランカですが、その中でも外せないハイライトの1つが野生動物のサファリツアー。

サファリツアーと聞くとアフリカを思い浮かべてしまいますが、実はスリランカにはたくさんの国立公園があって、野生の動物を間近で見られるサファリツアーが人気です。

その中でもオススメは、スリランカの南部の沿岸に面するヤーラ国立公園。広大な公園にはセイロンゾウやクマ、バッファローなどの野生動物が多く生息しています。

さらにこの公園は世界有数のヒョウの生息地として知られていて、なかなか出会う事が難しいとされるヒョウも、こちらの国立公園では他国のサファリに比べて出会う確率が非常に高いのだとか。

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さらにスリランカの南部から西部の沿岸にかけては、野生のウミガメが産卵に訪れる海岸がいくつかあります。

スリランカではウミガメの保護のため、そういった海岸では海辺から民家が見えないよう、海岸沿いの建築物を制限する決まりがあるのだとか。

そのため、産卵の鑑賞も真っ暗な中月明かりだけを頼りに地元のガイドのもと行われます。また、ウミガメ保護のため、怪我をしたウミガメを治療する施設などもあり、間近でウミガメを見る事もできます。

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さらには、大航海時代に栄えた世界遺産の街ゴールからほど近いビーチリゾートであるミリッサからは毎朝、野生のクジラを見るツアーが出ています。

世界最大の哺乳動物シロナガスクジラや世界最大の歯を持つ動物マッコウクジラを見ることができるツアーとして人気を集めています。ちなみホエールウォッチングのベストシーズンは1月から4月。

2015年の旅行候補先の1つとしてスリランカはいかがでしょうか?

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