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天野喜孝・高橋留美子イラストとのコラボも! 大阪歴史博物館開催中の『二次元 vs 日本刀展』を観てきた [オタ女]

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ロンギヌスの槍をはじめとする作中の武器や、登場人物をモチーフにした脇指・短刀を展示して観るものを「アッ!」と言わせた『ヱヴァンゲリヲンと日本刀展』。2012年に敢行された人気アニメとのコラボに引き続く形で、現代の二次元アートのクリエイターと現代刀匠が互いに刺激し合って創造した作品が一挙に展示されている『二次元 vs 日本刀展』が、大阪歴史博物館で2014年12月23日まで開催されています。

※参考 ロンギヌスの槍をマジメに再現!現代刀匠たちが本気出している『ヱヴァンゲリヲンと日本刀展』
http://otajo.jp/18632 [リンク]

2013年夏に、備前長船刀剣博物館・瀬戸内市立美術館・林原美術館の三館共催で開催されたこの展示では、著名な漫画家・イラストレーターや、ライトノベル作家が参加。日本刀を軸に独自の世界観を表現するというかなりチャレンジングな企画。全日本刀匠会事業部が「日本刀文化に興味をもっていただくきっかけになれば」というこの展示の模様をダイジェストでご紹介いたします。

※全ての画像はこちらからご覧下さい。
http://otajo.jp/44205 [リンク]

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会場に入ってまず目を惹くのは、『戦国大戦』『三国志大戦 TCG』などのトレーディングカードや歴史関連書籍の挿絵を手がけている添田一平さんによる『池田家の女』。備前岡山藩池田家の五代池田治政の正妻・米子夫人の凛々しい甲冑姿で抜刀しているところを描いています。

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イラストで描かれた甲冑や陣羽織も公開。特に陣羽織の上品さは間近で見たいところ。

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織田信長の重臣で池田家の祖とされる池田恒興の肖像も添田さんが描いており、変形冠兜や屏風と共に展示されています。戦国時代が好きという人や大河ドラマファンにとっては一見の価値ありです。

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妖艶な作風が日本だけでなく海外からも評価の高い天野喜孝さんは、長野県在住の宮入小左衛門行平刀匠が国宝「狐ケ崎」を模して作った一刀とコラボ。黒光りする太刀は、妖かしの者でも両断できそう。

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言わずと知れた小池一夫さん原作の『子連れ狼』。拝一刀の質実剛健・実用一辺倒に徹した一振りをイメージしたのは三上貞直刀匠。柄に「独掌不渡鳴」と片手では鳴らないという原作のエピソードに基づいた彫り文字が入っているのも無骨さを際立たせています。
ここでは刀と共に、故・小島剛夕氏や池上遼一さんによる拝一刀と息子・大五郎の姿を描いたイラストも。

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記者:

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: http://yaplog.jp/parsleymood/

TwitterID: parsleymood

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