カタールに産まれたベニス「ザ・パール」がゴージャスすぎる件
パーム・ジュメイラという名前をご存知でしょうか。ドバイ市街地の西郊のジュメイラ地区の海岸部に建設された人口島のことです。
これらの人口島はアラブ首長国連邦で多く作られ、そのうちのパーム・アイランドはあのデイビッド・ベッカムやタイガー・ウッズが別荘として購入した場所とも言われている場所です。
そんな巨大な人口島がたくさんある中東ですが、新しい人口島がカタールの首都ドーハに建設されています。そのプロジェクトの名前は「ザ・パール」。
カタールのドーハといえば、サッカー日本代表の「ドーハの悲劇」というイメージが日本人にとっては強いかもしれません。当時1993年は、今のドーハとは比べ物にならないほどの経済状況でした。
現在カタールは非常にお金持ちの国になっており、「ザ・パール」プロジェクトはカタールを象徴するといってもいいメガプロジェクトの1つ。
「ザ・パール」というプロジェクトは、ドーハの北にあるウエストベイを埋め立てて作った人工島で、その島にはマンション、ヴィラ、高級ショッピングモール、レストラン、娯楽施設、公園、学校、さらに3つの5つ星ホテルが建設されているそうです。
実は、このようなカタールの発展の基盤であるLNG産業を築いたのは日本。1997年に始まったカタールのLNG輸出によって、カタールは飛躍的な発展を遂げ、国民一人当たりの名目GDPは現在3位にまで上昇、LNG輸出前の約10倍にまでに上昇しています。
2015年に完成するこの「ドーハのベニス」とまで呼ばれる中東の新しいプロジェクトの背景には、日本の知られざる努力があります。
もしカタールを訪れるときは、カタールの繁栄そのものを感じてみてください。そしてその繁栄を築き上げた、近代の日本の知られざる支援についても思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
思わず明日、旅に行きたくなってしまう様々なネタをお届けするメディア「GOTRIP! 」は、タビィコムが運営しています。タビィコムでは、世界を100カ国以上、旅をしてきた旅人たちが、世界各地のスポットやホテルや飛行機、空港など「旅」に関する様々な情報をお届けしております。旅の"ワクワク"、"ドキドキ"とテンションがあがるような情報をお伝えしております。
ウェブサイト: http://gotrip.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。