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大賞作品は賞金100万円&ショートフィルム化! アジア最大級の国際短編映画祭『SSFF & ASIA』主催の文学賞が第1期優秀作品を発表

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米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)』では、2次創作をテーマに短編小説をウェブサイトで公募し、大賞作品をショートフィルム化やラジオ番組化するプロジェクト『Book Shorts(ブックショート)』を展開。おとぎ話や昔話、民話、小説などをもとに創作したショートストーリー作品を募集中です。10月31日(金)、第1期で応募があった138作品の中から選定された優秀作品をウェブサイトにて発表、その全文が掲載されました。

第1期の応募作品の中から、大賞への1次選考を通過したのは10作品。童話『赤ずきん』をモチーフにし、SNSで出会った男女を狼と赤ずきんに見立ててストーリーが展開される作品や、親不孝の報いを受けるという三途の川にある“賽の河原”伝説を基に、賽の河原の高齢化問題を描いた物語など、公開された作品はどれもユニークなものばかり。その他にも、『浦島太郎』、『シンデレラ』、芥川龍之介の『鼻』など、おなじみの昔話から文豪の名作までを題材にした親しみやすい作品が並んでいます。すべて1万字以内のショートストーリーなので、ちょっとした合間にもさらっと読めてしまいます。

第1期で選出された作品は、今後、第2期(現在受付中)から第4期(2015年2月〜3月末)で選定される優秀作品と合わせて、大賞作品の候補となります。なお、大賞にはショートフィルム化などの特典に加え、賞金100万円も贈呈されるとのこと。自分も応募してみたい! と言う方はまだまだ間に合うので、第1期優秀作品をチェックしつつ、ぜひチャレンジしてみては?

第1期優秀作品(10作品)はこちらのサイト(http://bookshorts.jp/novel/[リンク])から読むことができます。

第1期優秀作品 全10作品

※(左から)作品名/著者/原作

作品名:『赤いスカーフの女』 清水健斗 (『赤ずきん』)
SNSで出会った赤ずきんと狼
夜の街をドライブする、SNSで出会った男女。和也は、助手席に座る真っ赤なスカーフをした涼子の様子にどこか違和感を持つ。一方、和也にも大きな秘密が。車は、暗闇が支配する山道に入り、二人は車を降りる。

作品名:『カモノハシの卵』 空家和木 (『浦島太郎』)
夢の国で秘密の冒険
もうすぐ小学生の翔くんは、伯父さんと遊園地へ秘密の冒険に。不思議なアトラクションやキャラクターがいっぱいのそこはまるで夢の国。時間を忘れて楽しんだ後、翔くんは約束する。「いくつになっても笑顔を忘れない」

作品名:『北風と太陽』 実川栄一郎 (『北風と太陽』)
北風と太陽と“雲”
行きつけのスナックで飲む20年来の仲の3人組。彼ら全員から口説かれているママは、あるお客さんから聞いたという、“雲”が出てくる『北風と太陽』の話をはじめる。その意図がわかったのは、お店を出た後だった。

作品名:『金の斧、銀の斧』 壬蒼茫 (『金の斧、銀の斧』)
川に落としたのは……
友人が手に入れた金の斧と銀の斧を見せてもらい、どうしてもそれが欲しくなった男。その夜、同じ川に向かった彼の手には、鉄の斧が。川に投げ入れると、話に聞いた通り神さまが現れ、男に同様の質問をするのだが……

作品名:『HANA』 結城紫雄 (『鼻』芥川龍之介)
女子校が舞台の『鼻』
女子高生のハナは、顔もまずまず、そこそこモテて、成績も中の上。だけど、とっても胸が小さい。そんな彼女の誕生日に友人たちがプレゼントしたのは“胸を大きくする薬”。翌朝目覚めた彼女の胸は……

作品名:『復讐』 笹本佳史 (『桃太郎』)
桃太郎の“出生の秘密”
英雄となった桃太郎に、ある日一通の手紙が届く。差出人は、鬼が島で唯一生き残った女の鬼。そこには、決戦の記憶とその後の彼女の人生、さらに、桃太郎の“出生の秘密”ともいうべき内容が記されていたのだった。

作品名:『魔法使いのおはなし会』 金銀砂子 (『シンデレラ』)
寂しかった魔法使い
原因不明の不眠症に悩まされる大学助教の光太郎は、絵本の読み聞かせボランティアをしていた。ある夜、子ども達のなかに見慣れない少女を見つけ、優しい声を掛ける。帰り道でも出会ったその子が口にしたのは、思いがけないことだった。

作品名:『桃太郎の真実』 広都悠里 (『桃太郎』)
疑惑だらけの桃太郎
鬼退治へ向かう桃太郎と犬、猿、雉。鬼が島で暮らす鬼。家で待つおじいさん、おばあさん。それぞれの思惑が複雑に交錯し、疑心暗鬼が広がる。誰が本当のことを言っているのか、ウソをついているのは誰なのか。

作品名:『リバーサイド』 柏原克行 (『賽の河原』)
賽の河原の高齢化問題
“親不孝”の報いを受けるという三途の川にある賽の河原。そんなところにも高齢化は波及。親子三代そろって積み石を続ける重治、重雄、重蔵は、あるときついに、待ちに待った解放のチャンスを迎えるのだが……

作品名:『吾輩は亀であった』 じゃいがも (『浦島太郎』、『吾輩は猫である』夏目漱石)
乱暴者の浦島太郎
わがままでやりたい放題の乙姫様と乱暴者の浦島太郎。竜宮城で三年ものあいだ乱痴気騒ぎを繰り返したあと、ついに二人はけんか別れ。亀に地上まで送り届けてもらった浦島は、乙姫から渡された玉手箱を……

『Book Shorts(ブックショート)』公式サイト:
www.bookshorts.jp

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記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

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