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【動画】歩き方を学習するコンピュータシミュレーションが人間っぽくて笑える

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人間の子供がヨチヨチ歩きから始めて歩き方を覚えるように、コンピュータも歩き方を学習する、と聞いたら驚くでしょうか。海外の画像掲示板で、コンピュータ上に再現された“動物”が歩き方を修得する過程を示した動画が注目を集めていました。

動画:Flexible Muscle-Based Locomotion for Bipedal Creatures(Vimeo)
http://vimeo.com/79098420


Flexible Muscle-Based Locomotion for Bipedal Creatures from John Goatstream on Vimeo.




ダチョウか首長竜のような胴体にヒト型の足を付けた謎の“動物”。体を構成する各ブロックには重量が設定され、骨格と筋肉が組み込まれ、動物らしい動きができるようになっています。

最初はまったく歩くことのできなかったこの“動物”が、2本の足を交互に動かして前に進むことを覚え、最終的には首とシッポでバランスを取りながら問題なく歩けるようになるまでを段階的に示しています。

動画を見た人たちの反応

・1世代目はやる気なさすぎだろw
・20世代目は俺が長時間労働の末に家に着いた時みたいだ
・飲酒量の差をシミュレートしただけだろう
・このプログラムはロボットにも応用できるの?
・シミュレーションは自動化ロボットを構築する上で最も重要だよ
・ロボットの反乱による終末を迎えたいのか?
・次は人間を殺さないようにこいつらに教える必要があるな!
・アシモフの“ロボット三原則”がなんとかしてくれる
・こいつら学習してるのか……
・自己学習しているというよりも、様々な動作をさせてみて上手くいったものだけが残っただけ。学習というより進化
・これは遺伝的アルゴリズムと呼ばれる概念
・この考え方は金融取引においても重要だよ
・もっと詳しく
・要するに、何通りもの解の中から世代を重ねることで“学習”するんだ
・歩く動作について、点数の低かった動きは排除され、点数の高かった動きが残る
・参考動画 (https://www.youtube.com/watch?v=Fp9kzoAxsA4 [リンク]
・遺伝的アルゴリズムでマリオをクリアする動画(https://www.youtube.com/watch?v=xOCurBYI_gY [リンク]
・認知科学の授業でこれと同じようなことを勉強してるよ。かっこいい!

“遺伝的アルゴリズム”は、特に人工知能を研究する中で発展してきた考え方で、自然淘汰や突然変異といった生物の進化に欠かせない要因をコンピュータ制御に応用することを目的に研究が進められてきました。今日ではコンピュータ科学、ロボット工学をはじめ、生物学、物理学、経済学などあらゆる分野で活用され成功を収めています。

この動画の歩行シミュレーションの場合、プログラム上で“適者生存”を何世代にも渡って繰り返すことで“進化”し、歩行動作が洗練されていくというわけです。他に有名なところでは、DARPAの4足歩行ロボ『BigDog』も、遺伝的アルゴリズムで歩き方を学習していったと考えられます。

AIやロボットが進化した果てに、人間の友達になってくれる「ドラえもん」が生まれるのか、あるいは破滅をもたらす「ターミネーター」ができてしまうのかという哲学的なテーマを含む動画だけに、多くの人の関心を引きつけているようです。

画像とソース引用:https://imgur.com/gallery/4zGWuki [リンク]

※この記事はガジェ通ウェブライターの「ろくす」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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