360°どんな場所からでも撮れる! 吸盤付きカメラスタンド『FAT GECKO』

スタンド(1眼レフ)

デルキンデバイセズ社は、ビデオカメラ、デジタルカメラ用のスタンド『FAT GECKO』を発売しました。”1/4x 20スタンドマウント用ネジ”が取り付けられており、市販されているデジタルカメラやビデオカメラほとんどすべてで使用することが出来るというもの。吸盤でしっかりと固定され、今までにないカメラアングルで映像を撮ることができます。

スタンド本体

『FAT GECKO』はモータースポーツをはじめとした様々なアウトドアスポーツを更に楽しむために作られた物です。一番の特徴はやはり、吸盤。この吸盤、自動車やサーフボード、スノーボードなどの表面が滑らかな部分に付けると、最大2.7kgのカメラまで搭載可能です。さらに両端についているボールジョイントにより、360度どんな角度でもカメラを固定することができるのです。2個の吸盤はそれぞれ角度を付けられるため、車のフロントガラスのような曲面にも装着可能! 運転している風景や車内の様子を録画することもできてしまいます!

吸盤は直径85mmのロック式。最大積載量は2.7kgまでですので、民生機のビデオカメラであればまず大丈夫。一眼レフカメラでもレンズが極端に重くなければ問題ありません。(トップ写真はEOS 5D mkII+EF24–105L IS U、およそ890g+670g=1560g)

可動部分を支えるボールジョイントにより、上下左右それぞれ360°の撮影角度のサポートを実現しています。

スタンド(ビデオカメラ)

もちろん家庭でも使える場面は多数あります。三脚を置きづらい場合や、高い位置からの撮影にはうってつけです。取り付けられる場所はガラスや机、たんすなど、表面がツルツルした場所であればどこでも装着ができます。ただし、すりガラスのようなザラザラした場所だと途中で落ちる可能性が高いのでそこは注意です。

今までにないカメラアングルで友人との記念写真や、”踊ってみた動画”を撮ったりすることが出来るというわけです。ガジェット通信でも、先日ボードゲーム『パンデミック』の生放送で『FAT GECKO』を使ってみました。上から見下ろす映像を撮ることでボードゲーム配信もいつもより面白くなりました。使う人の発想力で今まで出来なかった事がやれそうなアイテムです。

角度も自由自在

今回紹介した『FAT GECKO』の他に、バイクのヘルメットやボードなど場所が限られてるときに使える『FAT GECKO mini』や、ステム(自転車のハンドルを支える部分)に取り付けられる自転車向け『FAT GECKO Byke』等の姉妹品があるようです。記者は『FAT GECKO Byke』を買って、ラブプラス+の凛子ちゃんと一緒にサイクリングを楽しむ姿を動画で配信したいです!

撮影のかゆいところに手が届く『FAT GECKO』、アングルに悩んだときなどにいかがでしょうか。価格は1万3,800円(送料別)です。

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樹堂

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