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任天堂「復活の道」はあるのか? 「20インチタブレット」に「Nintendoテレビ」

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3期連続赤字という苦境に立たされた任天堂が30日、経営方針説明会を行なった。だが、当初期待されていたスマートフォン向けゲームへの参入を否定している。任天堂が復活する道はあるのか。

各社報道によると、説明会で岩田聡社長は、娯楽を「人々の生活の質を楽しく向上させるもの」と再定義。その上で、健康をテーマにした新規事業を行うと発表した。

「スマホユーザーが食いつくかね」

健康事業のハードに関しては、モバイル端末やグーグル・グラスに代表されるウェアラブル端末ではなく、身に付ける必要のない「ノンウェアラブル」だとした。再来年の16年度から本格的に始める予定だというが、それ以上の詳しい情報は発表されなかった。

一方で、投資家らの注目を集めていたのがスマートフォン向けゲームへの参入だ。説明会では、年内にスマホ向けアプリを提供することを発表した。ただ、ミニゲームで任天堂への興味を持ってもらうような「プロモーション的なアプリ」のようだ。「マリオ」などの人気タイトルをスマホ向けにリリースすることは否定した。

元々任天堂が3期連続の赤字に陥ったのも、スマホ向けゲームへの対応の遅れが原因だという向きが強かった。そのため説明会の様子が報じられると、株価も急落。30日の終値は前日比555円安(1万2325円)となった。

ネットでも否定的な声が上がっている。

「スマホユーザーが宣伝アプリなんかに食いつくかね」
「誰がどう考えても任天堂の強みはハードではなくソフトなのに」

さらに、新しく始める健康事業についても「ゲームで勝てないから健康志向なのか」という厳しい見方が出た。

任天堂タブレット成功で「株価うなぎ上り」?

一方、同社の赤字が伝えられてから、ネットでは「任天堂はこれで逆転する!」といった書き込みもいくつか寄せられている。つまり、「任天堂の次の一手」をユーザーが予想しているというわけだ。

はてなブログで話題になっていたのが、20インチの「大きめのタブレット」を出すというものだ。テーブルの中央に置いて、複数人で「桃太郎電鉄」や「モノポリー」などのボードゲームをプレイする。1つのタブレットを囲んで、家族や友達と互いにコミュニケーションを取りながら遊ぶことができる新しいハードだという。

スペックについては、メインがボードゲームなのだから、高度なグラフィック描画やCPU性能は不要。OSも、3DSやWiiUなどの既存のものを拡張すればいいので一から開発する必要はない。コストを抑えることで価格は1万9800円にする。

さらに、このタブレットが成功すれば、任天堂製スマホの実現距離が縮まり、「株価はうなぎ上り」だとしている。

また、ブロガーの美谷広海氏はブロゴスの記事で「Nintendoテレビ」を提案する。タブレット端末があれば「家のどこでもテレビが見られる」というもので、本体とタブレットからなるハードだ。ゲームも遊ぶことができ、大型テレビを持っている人は本体を接続することで、大画面で楽しむことも可能だ。

任天堂が置かれている状況はかなり苦しい。完全復活するにはもう少し時間がかかりそうだが、はてなにはこんな書き込みもあった。

「こうして皆が知恵を出してくれる時点で任天堂はまだまだイケるって気がしてきた。グリーの業績が悪化しだした時なんか、喜びの声で埋め尽くされていた記憶が」

あわせて読みたい:任天堂が「強気」の理由

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