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「会社が潰れたらどうすんの?」 休暇を拒む社長に「さっさと潰れて」の声

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同僚が休暇を取ったとき、その分あなたの仕事が増えたら「同僚のせい」と思うだろうか。それとも「経営者のせい」と思うだろうか?

7月17日にキャリコネが配信した記事「社畜はなぜ『休む同僚』を責めるのか 人手不足は『会社の責任』なのに」には、読者から多くのコメントが寄せられた。同僚2人が立て続けに産前休暇に入ることで、その人たちの分も仕事をしなければならなくなった社員の例を紹介したものだ。

休む同僚を迷惑という「社畜」にも批判

この女性社員は、産休直前の女性たちに対して「私はあなたの分の仕事で休めなくなっている。どうしても腹が立つ」と憤る。しかしニコニコニュースの若い読者は、経営者側の責任を問わずに同僚を批判するこの女性を疑問視している。

「アホやなー。産休が出た時に人員補充しない会社経営者が無能なのに、産休した人を責めるなんて」
「そもそも1人や2人抜けた程度で回らない程に必要マージン切り崩しまくってる企業側に問題アリだと思うんですがねぇ」

少し前までは経営者に「補充する余裕はない」「会社が潰れたらどうするんだ?」と詰められると、それは困ると頑張る従業員もいた。しかし景気回復による人手不足で待遇を上げる会社が増える中、そんな脅しに屈する人はもういない。

「さっさと潰れて、どうぞ」
「人を減らすだけ減らして、仕事と手間は増える一方、給料と手当ては削るだけ削って、モチベ向上は個人の意識任せ。こんなんで業務優先で考えられるか」

批判の矛先は、経営者にとどまらない。休む同僚に対して「迷惑」と苦言を呈し、ひたすら休まずに働き続ける「社畜」たちは、会社にとって都合がよいが、働く人を不幸にする職場づくりに加担しているというのだ。

「社畜は根本にある問題に気付かずに働いてる自分に酔ってるか洗脳されてる、社会を壊す癌そのもの」
「連帯責任ていうのは小学校から叩き込まれる。理不尽に疑問を持たない性質も教育によるところが大きい」

「思いやりのない職場」にはしたくないが

嫌な会社はさっさと辞めようと呼びかける人に対し、「35過ぎて転職してみな。マシな職を探すのが大変だから…」という反論もあるが、

「今人手不足なんだからに他行けばいいだろ 転職サイトからアホみたいにメール来るぞ」

と、「社畜からの投降」を呼びかける書き込みもある。

一方で、経営者の立場から反論も出ている。サラリーマンが「雇われ」である限り、会社の論理にある程度従わなければならない、というのだ。

「そんなので潰れる会社は…って言ってる人間は経営舐めてるだろ。人間を一人雇うってのにどれだけの経費が掛かるか考えもせずに非難するな」
「会社が雇ってやってるから仕事がある、今いる人員で回せとの命令なら365日死ぬ気で回せ、それが責任」

おそらく今後は、流動化する人材と、経営者の論理がせめぎ合ったところで、落としどころが決まっていくのだろう。ただし気になるのは、個人の職務が明確化された末に、同僚同士の「思いやり」が失われてしまうことだ。

仮に「人手不足は経営者の責任」が正しく、不必要な「連帯責任」を引き受ける必要がないとしても、加重労働に苦しんでいる人に声もかけられないような非情な職場にはしたくないものである。

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