うなぎパイで有名な春華堂が53年ぶりの新ブランドを発表! さっそく食べてみた
みなさん、春華堂という会社をご存知でしょうか? 「静岡のお菓子処の」「うなぎパイで有名な」という枕詞が付けばもう知らない人はいないでしょう。その春華堂から、『うなぎパイ』以来なんと53年ぶりとなる2つの新ブランドが発表されるとの情報を受け、さっそく試食会場に足を運んでみました。
五穀屋(ごこくや)
新ブランド『五穀屋』は健康のキーワードとして今や欠かせない五穀をベースに、日本人が好む味噌や醤油などの発酵食品を味わいとして加えた和菓子のブランドです。『五穀屋』ブランドとして、まんじゅう、おはぎ、せんべい、最中などの和菓子が展開されます。
『五穀まんじゅう いつくさ』は醤油、あわ味噌、みかん酢など日本古来の発酵食のコクや香りを味わえる全5種類のまんじゅうです。
その中から筆者は『黒米酒』のまんじゅうをいただきました。見た目も面白いこちらの生地には黒米を使用しており、さらに中のあんこにも黒米から作ったお酒の風味を感じる上品な味わいです。あんこの甘さが控えめなので、甘いモノが苦手な方でも美味しく食べられる印象でした。
『五穀まんじゅう いつくさ』は、『黒米酒』、『醤油香せん』、『きびみかん酢』、『あわ味噌』、『たかきび塩糀』の5種類をラインアップして、各1個216円(税込み)。
まんじゅうと並んで会場で反響を呼んでいたのが『五穀おはぎ はるごと』。『玄米』、『赤米』、『もち麦』の3種のおはぎは、それぞれ五穀の食感と糀(こうじ)の発酵による風味豊かなやさしい味わいが特長です。各1個194円(税込み)。
『五穀まんじゅう いつくさ』『五穀おはぎ はるごと』はいずれも、7月20日より静岡県浜松市に新しく開業するスイーツをテーマにした施設“nicoe(ニコエ)”内の店舗でのみ販売されます。職人の手わざによる手作りでの販売のため、毎日数量に限りがあるとのこと。しかし、同時にスタートするインターネット販売では、同じく五穀の味わいが楽しめる『五穀屋』ブランドの最中やせんべいなどの商品も販売されるので、なかなか静岡に行く機会がない、という方はこちらをチェックしてみてください。
coneri(こねり)
2つめのブランドは“粉を味わうパイ”がコンセプトの『coneri(こねり)』。パイと言ってもスティックタイプの形状が特長的で、浜名湖あおのり、しょうがなどで味付けされた6種類のパイ『coneri chobi(こねりチョビ)』を、塩キャラメル、塩こうじトマトソースなどの6種類から選べるオリジナルソース『&dip(アンディップ)』につけて食べるディップスタイルを提案しています。
こちらは『三方原ばれいしょ』のパイに『桜えびタルタルソース』をディップして実食! ほんのり塩気のあるパイ生地に、旨み豊かなエビの風味がよく合います。サクサクの食感にハマり、ついついもう1個と手が伸びてしまいます。パイとディップでいろいろな組み合わせを試して、自分好みの味を探す楽しみもありますね。
『coneri chobi(こねりチョビ)』は『しょうが』、『プレーン』『てんさい糖』、『浜名湖あおのり』、『三方原ばれいしょ』、『大麦』の6種類をラインアップして、各12本入り648円(税込み)。
『&dip(アンディップ)』は『ブルーベリー&クリームチーズ』、『塩こうじトマトソース』、『あんこ&ミックスベリー』が各756円(税込み)。
『オレンジチョコレート』、『桜えびタルタルソース』、『塩キャラメル』は各864円(税込み)。
パイとディップが詰め合わせになったギフトボックスもあるので、ちょっとしたお土産には喜ばれるかもしれません。『coneri(こねり)』の商品は“nicoe(ニコエ)”内の店舗とインターネット販売のどちらでも購入が可能です。
それぞれのブランドからは、季節にあわせて旬の食材をつかった新商品が順次登場するとのこと。これまでは『うなぎパイ』でおなじみだった春華堂ですが、今後、この新しく登場する2ブランドが『うなぎパイ』と並んで看板商品となる日は近いかもしれないですね。
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。