PCバッグはMARC JACOBS、名刺入れはPRADA!? 『AneCan』にサイバーエージェント特集
『アメーバブログ』や『アメーバピグ』などのウェブサービスを運営しているサイバーエージェント(CA)。最近では女性の活躍が目立っており露出も多くなっていますが、小学館のファッション誌『AneCan』2014年3月号では9ページに渡る特集を掲載。”美女社員”21人を紹介しているほか、”CAキラキラ男子”や社内結婚の例、さらには藤田晋社長のインタビューにまで多角的な内容になっています。
20代から主力サービスのマネージャーや新規事業立ち上げといった重要なポジションにも積極的に女性を採用しているCA。スマホゲーム『ガールフレンド(仮)』や女性限定掲示板『GIRL’S TALK』、美容コミュニティ『GIRL UP』といった女子向けのヒットサービスの担当者も特集に登場。”好きなブランド”や”今ハマっているもの”を披露しています。
また、マストアイテムとしてA4サイズのものを収納できるデカバッグや長財布などを紹介。特にPCバッグはMARC JACOBSが所有率70%で、名刺入れはPRADAの愛用者が多いとのこと。月イチでネイルサロンに通いハデめのカラーや柄をチョイスしているというのは、社会人になってからもオシャレしたいという学生の心をくすぐりそう。とはいえ、ハイブランドのアイテムばかりで固めているというわけでもなく、ザラの服が”制服状態”というあたりなどにメリハリのついた買い物をしているところを伺わせます。
さらに”キラキラ男子”として登場している6名。系列会社の役員や各事業のキーパーソンが登場しているのですが、そのうちの4名がニット着用。CyberZ取締役の大友真吾さんに至っては鮮やかなグリーンでコーポレートカラーをアピールしているのが目を引きます。総じて「仕事のできる女性が好き」と強調しているあたり、社内結婚カップルの多さともリンクしています。
藤田社長のインタビューでは「”お局”とは言わせない社内文化をつくった」など独自の信条で女性が働きやすい環境を目指していることを強調。「会社のモラルを高めるのは、チャーミングな女性の存在」として、「育休から復帰しても働きやすい制度作り」を課題に挙げています。
イケイケな社風や紹介されているアイテムが『AneCan』のカラーに合っている今回のCA特集。その”女子”を武器にする姿勢には賛否両論ありますが、IT企業が憧れの対象としてファッション誌にピックアップされるようになったという点でも快挙といえるのではないでしょうか。
AneCan.TV(オフィシャルサイト)
http://anecan.tv/
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
ウェブサイト: https://note.com/parsleymood
TwitterID: ryofujii_gn
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。