アメリカでは車内で亡くなるカップルも! 一酸化炭素中毒に注意

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浮かれ気分な金曜の夜、取り返しのつかない悲劇が。アメリカのニュースサイト『ペンライブ・ドットコム』によると、先月末の金曜、ペンシルベニア州ウィリアムズポートのカップルが車庫に止めていた車の中から死体で発見されました。現地警察は二人が車の中で愛し合っている最中に亡くなったとみています。

死亡したのは、キース・ペイトンさん(40歳)とサライナ・ジョンソンさん(40歳)。警察関係者によると、死亡推定時刻は午後11時半前で、サライナさんは衣服の一部を脱いだ状態だったほか、二人のそばからマリファナなどのドラッグが見つかったとのこと。

死因は一酸化炭素中毒。車のイグニッションスイッチは付いたままで、燃料切れを起こしていました。マフラーが隠れるなど、何らかの理由で、車の排気ガスに含まれる一酸化炭素が充満した可能性があります。さらに車庫の中からは、燃料切れの石油ファンヒーターも発見されました。車庫内も高濃度の一酸化炭素が充満していたと考えられています。

なお、人体に有毒な気体の一酸化炭素ですが、無色・無臭であるため、発生しても気付くのが困難とされています。東京消防庁によると、中毒事故の発生要因は「炭」と「ガス」が全体の8割以上を占めています。気象庁によると、今週末は九州から東北の広い範囲で大雪が予想されていますので、火器設備・器具の使用法や換気には十分注意してください。

画像: 東京消防庁トップページ
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/

参考ウェブサイト: 東京消防庁ウェブサイト
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/201211/cojiko/ [リンク]

※この記事はガジェ通ウェブライターの「綾瀬 新」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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