Intel、Android 4.4(KitKat)のカーネル・ドライバを64bit化済み、次期スマートフォン向けAtom SoC‟Merrifield”も64bit対応

access_time create folderデジタル・IT

Intelは既にAndroid 4.4(KitKat)のx86向けカーネル・ドライバの64bit化を完了させたそうです。Intelのモバイル部門ゼネラルマネージャー兼副社長を務めるHermann Eul氏がCES 2014のイベント会場で明らかにしたとWSJ傘下のメディア Barron’sが報じています。同サイトによると、Eul氏はIntelの次期スマートフォン用Atom SoC‟Merrifield”でスマートフォン向けSoCrとしては初めて64bit対応化を行っており、それに合わせて、Android 4.4(KitKat)でx86用のカーネル・ドライバ周りも64bit化していると述べたそうです。カーネルとドライバが64bit化されたと言っても、肝心のAndroidシステム・・・フレームワークやランタイム、各種アプリが64bitに対応しなければその恩恵は十分に受けられないと思いますが、もし、Android 4.4が今後のマイナーアップデートで64bitに対応すれば、Intel端末の動作性能は向上し、次のメジャーバージョンアップで対応するとしても、Intelの対応はスムーズに行われるという期待が持てます。‟Merrifield”は、Silvermontアーキテクチャーを採用した22nmプロセスのスマートフォン向けSoCです。Computex 2013で発表されました。既存のSoCからピーク性能が3倍ほど向上しつつもの、電力消費は最大1/5にもなり、プライバシー保護機能、LTEマルチモードモデム「XMM7160」にも対応しています。Source : BarronsThepgm



(juggly.cn)記事関連リンク
CES 2014 : Rockchip、Cortex-A12とMali-T764を採用したタブレット向け新SoC「RK3288」を発表
Timelapse : QXレンズスタイルカメラやリモート撮影対応サイバーショットのインターバル撮影をリモートで制御できるAndroidアプリ
Android 4.2を搭載したAcerの超低価格タブレット「Acer Tab 7」が中国で発売

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. Intel、Android 4.4(KitKat)のカーネル・ドライバを64bit化済み、次期スマートフォン向けAtom SoC‟Merrifield”も64bit対応
access_time create folderデジタル・IT
local_offer

juggly.cn

国内・海外のAndroid(アンドロイド)スマートフォン・タブレットに関するニュースや情報、AndroidアプリのレビューやWEBサービスの活用、Android端末の紹介などをお届けする個人運営ブログ

ウェブサイト: http://juggly.cn/

TwitterID: juggly

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。