日本の魔法少女にハリウッドも熱狂! 海外での「まどかマギカ」人気
左から2番目の男性がシャフトの久保田光俊さん、右隣がアニプレックスの岩上敦宏さん
国内でも大ヒット上映中の『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』が、現地時間の12月3日19時から、アメリカのロサンゼルス・ハリウッドにてプレミア上映が行われた。会場には600人のファンが詰めかけ、大盛況を記録した。
海外でも人気の『魔法少女まどか☆マギカ』
2013年10月26日から全国上映が始まり、一ヶ月経たずに興行収入10億円を突破するなど、大ヒットを記録している『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』。2011年にテレビ放送されたアニメシリーズの2年ぶりの待望の続編となる本作は、上映直後からWeb上で活発な議論が巻き起こるほど、今注目の劇場版アニメ作品の一つとなっている。その人気は、国内に留まらない。
今回、アニプレックス・オブ・アメリカによって、ハリウッドでも歴史あるエジプシャン・シアターでのプレミア上映が開催された。元々、海外でも注目度が高い作品だった『魔法少女まどか☆マギカ』の、待望の続編を観れる貴重なチャンスということで、販売された600席のチケットは数時間には完売。上映日当日は、開始の6時間以上も前から、チケットを購入したファンが劇場の前に長蛇の列をつくり、グッズコーナーも完売。
終始大盛り上がりのプレミア上映
上映前に行われたレッドカーペットイベントには、日本から、本作を制作したアニメスタジオ・シャフトの代表取締役・久保田光俊さん、そしてアニプレックスの岩上敦宏さんという両プロデューサーが出席。アメリカでTVシリーズの吹き替えを担当した声優や、音響監督、そしてプレミア上映のゲストとして、『HEROES』などでお馴染の俳優であるマシ・オカさんも駆けつけた。
日本のキャストからのビデオメッセージの後、本編が始まると、魔法少女の変身シーンや、本作で魔法少女たちが全員で唱える決めポーズ「ピュエラ・マギ・ホーリークインテット」のシーンでは拍手と熱狂的な大歓声があがるなど、終始ファンの盛り上がりが絶えない上映となった。
アカデミー賞長編アニメ部門にもエントリー
11月には、2014年のアカデミー賞長編アニメーション部門に出品された計19作品のうち、ジブリの宮崎駿監督『風立ちぬ』、そして沖浦啓之監督『ももへの手紙』と並んで、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』が出品されたことが明らかになっていた。上映後、久保田さん、岩上さんを招いてのトークセッションでは、アカデミー賞に関する質問もよせられた。岩上さんは「アカデミー賞に出品することができただけで光栄です」とコメントした。
海外での上映も続々
ますます話題を呼んでいる同作だが、海外上映に関しても、すでに上映されている台湾、香港、韓国、フランスに加え、今後、アメリカ、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランドでも公開される。現時点では9ヵ国107劇場での上映が決定しているが、今後さらに拡大されていく予定とのことだ。12月6日(金)からは、全米45館、カナダ35館で公開となる。
(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion
関連記事
前作は100万円で落札された「まどマギ」特典フィルム 新作の配布も開始
アニメをファッションに──2PMWORKSが池袋パルコに登場
遂に解禁? 新劇場版の完結編『シン・エヴァ』絵コンテと思しき映像が公開
関連リンク
ウェブサイト: http://kai-you.net
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。