あっという間にミュージシャン気分! 『ヤマハ大人の音楽レッスン』の無料体験レッスンが楽しすぎた
どうですか! この気持ちよさそうにサックスを吹く筆者の姿! ヤマハが全国の教室で展開する『ヤマハ大人の音楽レッスン』で無料体験レッスンを受けてきたので、レポートをお届けします。楽しかったですよ!
ある日「サックスを吹いてみませんか?」とお誘いを受けた筆者。『ヤマハ大人の音楽レッスン』を取材して欲しいというお話だったのですが……。ちなみに筆者、小中学校でリコーダーを授業でやった程度でその後は楽器を演奏した経験はなく、楽譜も読めません。楽器経験がなくてもだれでも始められるのが特徴だそうですが、どうなることやら……。
渋谷にあるヤマハミュージックアベニュー渋谷cocotiへ向かった筆者。レッスン室で先生が出迎えてくれました。楽器経験がなく、楽譜も読めないことを伝えると、「大丈夫です!」と心強いお言葉。サックスの場合、教室の7~8割の生徒は初心者で、憧れで始めることが多いとのこと。男性だと武田真治さん、女性だと映画『スウィングガールズ』、中年以上だとビリー・ジョエルの曲……などなど、性別や世代によっていろいろなきっかけでサックスを始める人がいるんだそうです。
最初にリードを付けたマウスピースをネックに接続して渡され、音を出してみるところからチャレンジします。マウスピースの上の部分を前歯で押さえ、くわえた状態で吹けば音が出るとのこと。なるほど、くわえた状態で下唇に当たるリードが振動して音が出るわけですね。
吹いてみます。「プー」、音が出ました。「ほとんど教えることはないですね!」と先生。最初に音を出す段階で苦労する生徒さんもいるのだとか。おお! これって筋がいいってことですかね?
次はいよいよネックをサックスに取り付けてのレッスン。ストラップを首にかけてサックスをぶら下げると、なんか楽器ができそうな気分になってきます。
指(キイ)の押さえ方を教わります。上の段の3コのキイは左手で操作し、基本は人差し指だけで押さえる「シ」。吹いてみたらちゃんと先生と同じ音が出せました。
中指を加えて「ラ」、薬指を加えて「ソ」、中指だけで押さえると「ド」になるそうです。
下の段は右手の4本の指を使うのでちょっと難しい。左手は全部押さえた状態で人差し指が「ファ」、中指を加えて「ミ」、薬指を加えて「レ」、小指のキイは下半分を押さえて「ド」。
先生についていって、すべての音を一通り吹いてみます。下の段にいくと音が高く出てしまったり安定しない……。でも先生の口の使い方のアドバイスで吹けるようになりました。
続いて、伴奏に合わせて譜面どおりに演奏。譜面といっても簡単なもので、1音しか出さないので落ち着いてやればなんとか吹けました。伴奏をつけると実際に演奏しているみたいで気分がアガってきます。
パートに分かれて演奏する練習も。Aパート、Bパートを伴奏に合わせて吹いた後は、筆者がAパートを吹いて先生がBパートを吹く、筆者がA→Bパートを吹いて先生がアドリブ! などセッションができてしまいました。これはミュージシャンになった気分!
30分の体験レッスンはあっという間に全過程を修了しました。コツコツ地道な練習をするのだと思っていたら、自分が演奏している気分を味わうことができて大満足。これから楽器を始めてみたい人には無料体験レッスンを受けてみることをオススメします!
せっかくなので、先生にサックスで気になっていたことを聞いてみます。「サックスを持ち上げて吹いてる人いるじゃないですか? あれって本当にできるんですか?」
「前歯でマウスピースを固定すると言いましたよね。そこが固定できていれば持ち上げても大丈夫なんです」と先生。
やってみたら……できた! 形から入ると、なんか上達したような気分になるから不思議です。
最後に記事冒頭の、セッションしている“風”の写真を撮らせていただくことに。実は筆者、「シ」をずっと吹いてるだけなんです。それでもアドリブでセッションしてくれた先生。悪ノリにつきあっていただき、ありがとうございました!
先生からは「よかったですよ」「やったことあるんでしょ?」と、おほめの言葉。いや、ホント初めてだったんですけど……うれしいです。楽器を演奏する楽しさに目覚め、体験だけでなく実際の教室にも通いたくなってきた筆者なのでした。
ヤマハ大人の音楽レッスン
http://jp.yamaha.com/music_education/otona/
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。